ハワイ初の電車「Skyline」を徹底解説!バスと組み合わせ移動でより便利に!

スカイライン 電車

さて今回はハワイ初の電車である「Skyline」について書いていこうと思います。
2023年6月30日より、オアフ島西部のカポレイ地区とアロハスタジアムの間を結ぶ路線が開通し、現在も引き続き建設工事が行われています。
2025年には、アロハスタジアムから東側にあるホノルル国際空港までの区間
そして2031年にはカリヒ地区からダウンタウンを結ぶ区間が開通予定となっています。
今後は更に利便性の拡充や、利用機会が増えていくことと思われます。
「The Bus」と組み合わせることによって、オアフ島のほぼ全ての場所にアクセスできますので、ぜひチェックしてみてください!


では、まず最初に、今回の前提条件ですが、、、

  • 今回は「Skyline」に焦点を置いて考えたいと思います。
  • The Busへの乗換情報や必要なICカードである「HOLOカード」についても解説していきます。

その他の移動手段の情報も、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!

現在は以下の9つの駅があり、駅名にはハワイ語の名前がつけられています。

駅によっては、ピックアップ&ドロップ用の駐車場車寄せがあったり、The Busのバス停があり、乗り換えが可能な場所もあります。

①クアラカイ駅(Kualakaʻi):東カポレイ

 始発→月~金 5:00、土日祝 8:00
 最終→18:30

↕︎

②ケオネアエ駅(Keoneʻae):ハワイ大学西オアフキャンパス【駐車場・車寄せ・バス】

 <バス>
  46 Kapolei CommonsもしくはUh West Oahu Transit Centerまで
  461 Palahia St + Kalemakapii StもしくはUh West Oahu Transit Centerまで

↕︎

③ホノウリウリ駅(Honouliuli):ホオピリ【駐車場】

↕︎

④ホオアエアエ駅(Hōʻaeʻae):ウエストロック【車寄せ・バス】

 <バス>
  E Farrington Hwy + Opp Leoku StもしくはAlapai Transit Centerまで
  40 Farrington Hwy + Opp Leoku StもしくはAlapai Transit Centerまで
  42 Monsarrat Ave + Kapiolani ParkもしくはEwa Beach Transit Centerまで
  43 Leolua St + Leoku StもしくはAlapai Transit Centerまで
  44 当駅始発でPapipi Rd + Fort Weaver Rdまで
  81 Leoku St + Opp Leolua StもしくはS Beretania St + Punchbowl Stまで
  99 Wahiawa Transit Center EastもしくはKapolei Transit Center – Stop 1まで
  432 Waipahu Transit Center EastもしくはPaiwa St + Hiapo Stまで
  W1 Fort Weaver Rd + Opp Kuhina StもしくはMonsarrat Ave + Kalakaua Aveまで

↕︎

⑤ポウハレ駅(Pouhala):ワイパフトランジット

↕︎

⑥ハラウラニ駅(Hālaulani):リーワード・コミュニティカレッジ

↕︎

⑦ワイアワ駅(Waiawa):パールハイランズ

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⑧カラウアオ駅(Kalauao):パールリッジ

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⑨ハラヴァ駅(Hālawa):アロハスタジアム【駐車場・車寄せ・バス】

 始発→月~金 5:05、土日祝 8:05
 最終→18:35

 <バス>
  11 Alapai Transit Center (Stops 1-4)もしくはPali Momi St + Haukapila Rdまで
  74 当駅発でAiea Hts Dr Hoaponoまで
  551 当駅始発でHalawa Heights Rd + Opp Elrod Rdまで
  552 当駅始発でHalawa Heights Rd + Opp Elrod Rdまで

現在運行している区間は始発から終点まで片道22分となっており、約10分おきに電車が来ます。

【運行時間】

月~金   5:00~19:00
土日祝   8:00~19:00

この乗車料金は、ICカードのHOLOカードを利用した場合の割引金額になります。

片道乗車1日乗車1週間乗車1ヶ月乗車1年乗車
大人(18〜64)$3$7.5$30$80$880
子供(6〜17)$1.5$3.75$15$40$440
幼児(〜5)1人目:無料
2人目:$1.5
1人目:無料
2人目:$3.75
1人目:無料
2人目:$15
1人目:無料
2人目:$40
1人目:無料
2人目:$440
シニア(65〜)$1.25$3無し$20$220

*2023年7月~変更された金額です。今後更に変更となる可能性があります。
*一日乗車以上のパッケージ料金はHOLOカードの利用が必要です。

HOLOカードは、ハワイのThe BusやSkylineに利用できるICカードです。
現金支払いをする場合、お釣りが返ってこないこともありますし、HOLOカードを利用する事で割引を得られるメリットもあります。

基本情報は以下のとおりです。
・有効期限:なし
・発行手数料:$2+チャージ料

メリット

1日の乗車料金が$7.5(子供(6歳~17歳)は$3.75、シニア(65歳)~は$3)を超えると、それ以降は無料乗車できる。
 The BusやSkylineの料金は片道一律で$3なので、1日に3回以上乗車する場合に獲得可能です。

1週間の乗車料金が$30(子供(6歳~17歳)は$15、シニアは無し)を超えると、それ以降は無料乗車できる。
 The BusやSkylineの料金は片道一律で$3なので、1ヶ月に10回以上乗車する場合に獲得可能です。

1ヶ月の乗車料金が$80(子供(6歳~17歳)は$40、シニア(65歳)~は$20)を超えると、それ以降は無料乗車できる。
 The BusやSkylineの料金は片道一律で$3なので、1ヶ月に27回以上乗車する場合に獲得可能です。

デメリット

チャージした金額を余らせてしまい帰国することになる可能性がある。

最初に1日乗車券以上のパスを購入する必要がある。

チャージができない店舗があり、たらい回しになる可能性がある。

下記表の加盟店舗で購入が可能です。
HOLOカードの購入$2には片道乗車券$3以上の入金が必要となりますので、最低でも$5が必要です。
店舗によって対応は様々で、都度店舗で確認が必要です。よくある例は以下のとおりです。
・チャージの対応を行なっておらず、乗車券販売のみ行っている
1日乗車券を購入しないとHOLOカードが発行できず、初回に思ったよりも高い金額を支払う必要がある【一番多いパターン】

例えば、7-Eleven・Foodland・Palamaで購入を行おうとするとして、その店舗がチャージの対応を行なっていない場合には、HOLOカード発行手数料$2+1週間乗車券$30で$32の料金がかかってしまいます。

ABC Storesであれば、チャージができない事を想定しても、HOLOカード発行手数料$2+1日乗車券$7.5で$9.5で済ませることが可能です。
そのため、カードの購入はバスを多く利用する日にABC Storesで行う事をおすすめします。

7-ElevenABC StoresFoodlandPalamaTIMES
大人(18〜64)1日乗車⚪︎
1週間乗車⚪︎⚪︎⚪︎
1ヶ月乗車⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
子供(6〜17)1週間乗車⚪︎⚪︎
1ヶ月乗車⚪︎⚪︎⚪︎
シニア(65〜)1週間乗車⚪︎⚪︎⚪︎
1年間乗車⚪︎⚪︎

詳しくはHOLOカード公式HPをご確認ください。

HOLOカードへのチャージの方法としてはいくつかありますが、今回はその中でも利用しやすい4つについて記載します。

利用の容易さやアクセスの良さを考慮すると①HOLOカード公式HP②加盟店舗をおすすめします。

①HOLOカード公式HP

①下記リンクへアクセスし、購入したHOLOカードの裏面上部に記載のあるカード番号とセキュリティーコードを入力し送信ボタンを押します。

②「運賃の支払いとパスの購入」画面になりますので、「入金」を選択しましょう。
 入金金額は、5ドル、10ドル、15ドル、25ドル、50ドル、100ドルもしくはカスタマイズ金額(3ドルから最大200ドル)を選ぶことができます。
 選択できたらチェックアウトボタンを押します。

③確認画面になりますので、問題がなければ送信ボタンを押します。

④続いてクレジットカードと個人情報の入力になります。必要事項を入力し送信を押します。
 ちなみに、クレジットカードはMasterCard・Maestro・VISA・DISCOVERが利用可能です。JCBやAMEXは利用できないので注意しましょう。

⑤クレジットカードからの支払いが済めば完了です。

②加盟店舗

HOLOカードの購入時には、どちらにせよ加盟店舗でカードの購入が必要ですので、その店舗でチャージが可能であれば購入とともにチャージしてしまいましょう。

①加盟店舗に来訪し、HOLOカードを提示の上、入金をしたい旨を伝えましょう。
 店舗によっては入金対応を行なっていない場合があることが難点で、対応有無の情報は公開されていないため、現地で確認が必要です。
 場合によっては何店舗も回らなくてはならない可能性があります。

②支払いを行い、入金を確認すれば完了です。

③Skylineの券売機

①Skylineの駅に行くとこちらの写真のような券売機が設置してあります。
 日本語への切り替えもできるので、案内に従って操作を行います。

②入金をしHOLOカードをかざして入金を確認すれば完了です。

④電話

①下記電話番号へ入電し、チャージを行いたい旨を伝えてください。
 スタッフからの案内に従い入金が可能です。

 基本的に当記事をお読みのあなたには不要だと思いますが、内容で不明な点などがある場合には利用してみてください。

 電話番号: 1-808-768-(4656)

①HOLOカードは1人1枚必要

 日本のICカードも同様ですが、1枚のカードで家族全員分支払うなどはできませんので、注意しましょう。

乗り換えは基本的にカウント(料金徴収)されない

 降車したバス停or駅の時間から2時間半以内に再度利用した場合は乗り換えとみなされ、追加の料金徴収が行われません
 例)目的地をハレイワとして、途中で乗り換えや寄り道を含めて3回降車した場合など

HOLOカードを利用することで、The BusからSkylineにやSkylineからThe Busへの乗り換え(2時間半以内の利用に限る)を行なった場合には、追加料金を徴収されません
例えば、目的地をハラヴァ駅(Hālawa)として、途中で乗り換えや寄り道を含めて3回降車した場合でも、料金は$3(大人料金)に収まることとなります。

以下の記事でThe Busについては詳しく解説しておりますので、チェックしてみてください!

Google Mapを利用して検索する

【メリット】
①目的地を入れるだけで、SkylineとThe Busを含めたルートの検索が可能
②目的地にピンをつけて保存・管理が可能
世界中どこの国・交通手段でも利用が可能

【デメリット】
①情報量が多く、The Busの情報のみ欲しい場合には利用しにくい

 【乗車方法】

 ①まずは改札前にある券売機(日本語にも対応しています)で、HOLOカードにチャージもしくは切符の購入をしましょう
 ②日本のICカードのようにタップして改札を通ります
 ③ホームに向かいます
 ④電車が到着
 ⑤降りる人を待ってから乗車しましょう

【降車方法】

 ①電車を降車します
 ②日本のICカードと同じようにタップして改札を通ります

①車内では飲食禁止&禁煙

 日本では飲食をしている人は少なくても、社内で水分補給を行なっている人はたまに見かけるかと思います。
 ハワイを始め、多くの海外では、法律や条例で禁止されていることがあるので注意しましょう。
 特に暑くて購入したスムージーや、コーヒーなどペットボトル飲料以外についてもNGです。
 持ち込みはできても社内でずっと持っておかないといけない事を考えると、乗車前に飲み干してしまうか、マイボトルで持ち込む方が楽かもしれません。

②冷房が強い

 海外のスーパーや建物内は寒いので上着を持参することも多いと思いますが、個人的にはバス車内の冷房が一番しんどいと思っています。
 建物と同様にクーラーがガンガンに付けられていることが多く、バス移動の場合、動かずに長時間移動もあるので、上着は必ず持参するようにしましょう。

③寝てはいけない

 ハワイといってもアメリカです。
 置き引きや貴重品の保管などのスリ対策は行なっていくと思いますが、案外見落としてしまうのが、バス車内で寝てしまうことです。
 日本では割と寝るのが当たり前な文化がありますし、日光に当たったことやハードスケジュールなどで寝てしまっている日本人をたまに見かけます。
 しかし、こういった人をターゲットにしたスリもたくさんありますので、バス車内で寝るのはやめましょう

④トイレが無い

 日本の駅構内にはトイレが併設されていることが多いですが、Skylineの駅構内にはトイレがありません
 知らずに入場してしまうと数十分我慢しなくてはならず&車内は寒いので、更に尿意が高まりますので、少しでもトイレに行きたい場合には入場前に行くようにしましょう。

①大きな荷物の持ち込みがOK

 トランクやスーツケースの他に自転車サーフボードなど、大きな荷物の持ち込みが可能です。
 現在は区間が限定されているので、あまり利用機会はないかもしれませんが、2025年のアロハスタジアムから東側にあるホノルル国際空港までの区間、そして2031年のカリヒ地区からダウンタウンを結ぶ区間が開通した後は、かなり利用機会も増えてくるかと思います。
ただし、大きな荷物を持ち込む場合は、出入り口付近に置くなど、利用者の邪魔になる行為に注意しましょう。

車内への忘れ物やその他トラブルの問い合わせは下記電話番号に行うようにしましょう。
現在は日本語未対応の様なので英語での問い合わせになります。

電話:808-848-5555/内線4番

その他の問い合わせについては、Skylineの公式HPに掲載されている、問い合わせ先一覧を参照してみてください。

ハワイに関する他の記事についても、以下でまとめています。参考にしてみて下さい!


この記事を書いた人 – Writer –
YUKI

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