さて今回は、現在ハワイで爆発的に利用者が拡大しているレンタル自転車やキックボードの会社である、「Biki」「Go-X」「WHEELS」の3社について、特徴や、金額を含め、徹底的に比較をしてみたいと思います。
日本でも電動キックボードやレンタサイクルは、日に日に見かけるようになっていますが、ハワイでも同様に急速な普及が進んでいます。
ローカルのニーズもあるみたいですが、特に観光客にとっては便利です。
ワイキキ1つとっても、端から端まで歩くのはかなりの時間も体力も必要となります。以前であればThe Busを利用しての移動しか選択肢がありませんでしたが、今ではこういった近距離の移動手段が出てきたことで、利便性が上がりました。ダイヤモンドヘッドやカカアコ方面へも楽して足を伸ばせるようになったことで、行動範囲も広がったように思います。
では、まず最初に、今回の前提条件ですが、、、
- 今回は自転車やキックボードのレンタルなど「近距離移動手段」に焦点を置いて考えたいと思います。
- 人気のある「Biki」「Go-X」「WHEELS」の3つについて、比較していきます。
その他の移動手段の情報も、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!
「Biki」「Go-X」「WHEELS」3社の比較
まずは、各社の情報を一覧表で比較していきます。
Biki | Go-X | WHEELS | |
種類 | 自転車 | 電動キックボード | 電動自転車 |
駐車場数 | 多数 | ||
ロック解除 | ー | $1.00 | $1.00 |
最低料金 | ー | ー | $3.49 |
1分ごと | ー | $0.88 | $0.38 |
5分利用時の金額 | $4.50 | $5.40 | $4.49 |
10分利用時の金額 | $4.50 | $9.80 | $4.8 |
15分利用時の金額 | $4.50 | $9.99 | $6.70 |
20分利用時の金額 | $4.50 | $9.99 | $8.60 |
30分利用時の金額 | $4.50 | $9.99 | $12.40 |
1日利用時の金額 | ー | $49.99 | ー |
1週間利用時の金額 | ー | $199.99 | ー |
1ヶ月利用時の金額 | ー | $799.96 | ー |
パッケージ | $30/300分 →1年間の期間内で自由に利用可能 $12/30分 →1回あたり30分の利用を24時間何度でも可能 | $9.99/35分 | ー |
超過料金 | $5/30分 | ー | ー |
特徴 | ・全ての金額・時間がパッケージとなっており、超過すると超過料金がかかる。 ・パッケージの種類が充実しており、利用方法に合わせて選ぶことができる。 ・最安価だが、電動ではなく、移動に体力と時間を要する。 | ・プロモコード「RIDEME」を入力すれば、$5割引での利用(初回利用のみ)が可能。 ・最低料金の設定がないため、2~3分程度の利用と、25分以上の長距離移動にはおすすめ。 | ・5分以内の利用であれば最安価。10分程度の移動でもBikiより若干高い程度で、 WHEELSであれば体力と時間を削減できたり、より長い移動が可能になる。 |
Biki
特徴
他の移動手段と異なり、時間と金額が固定されたパッケージを購入し、その時間内で利用を行います。
利用時間を過ぎた場合は、30分あたり$5と割高の超過料金を徴収されます。時間管理や、しっかり返却ができていない状態には十分注意しましょう。
パッケージはいわゆる1日乗り放題プランや300分以内で何日でも乗り放題プランなど、利用しやすい形態のものもあり、非常に便利です。
30分以内のプランでは、超過してしまい追加料金を支払うことになってしまったり、逆に時間数が少なく、なんだか勿体無い思いをしてしまう場合があります。乗り放題プランがおすすめです。
利用方法
①Bikiステーションへ行く。(Hawaii Bikesのアプリをダウンロードすることで確認が可能)
②設置してある機械でパッケージの購入を行う。
購入はクレジットカードが必要で、ビザ、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、JCB、ディスカバーが対応しています。
入力する電話番号は、何かあった際にカスタマーサポートから電話が来る番号です。
日本の番号も設定可能ですが、SIMカードにアメリカの電話番号が付帯されている場合には、それを利用しましょう。
③暗証番号を発行し、5分以内にステーションから自転車を取り出して出発する。
④同じ、または異なるステーションに戻すことで、利用終了が可能。
注意
・最初に$50の保証金が取られるが、延長料金等がなければ返金される。
・自転車を盗まれた場合、$1200の罰金が発生する。
その為、道端に放置するなどは避け、毎回ステーションに戻すようにしましょう。
・利用開始前にタイヤのパンク確認やサドルの高さは調整を行い、万全の状態で利用開始することで、無駄な利用時間を削減できます。
・エポスカードのVISAを利用しようとしましたが、読み込みをしてもらえませんでした。
楽天のJCBカードを利用すると読み込んでもらえました。(2名で実施しましたが結果は同じでした。)
HPにも不明記の内容ですが、念のためにクレジットカードは複数持っていくことをおすすめします。
Go-X
特徴
電動なので疲れることなく、素早く移動することが可能です。
また、ハワイで風を切って走る感覚は金額以上の価値があります。
25分~35分間の移動を行う場合、$9.99/35分のパッケージプランを利用することで、安価に移動することが可能です。
導入エリアがカハラ周辺からチャイナタウン程度までしかなく、長距離移動もこの範囲内に限定される。
この場合、The Busを利用すれば$3で移動が可能で、エアコンもあり、荷物も運べ、事故のリスクもないため、長距離移動のメリットも薄い。
レンタカーやレンタルバイクに比べ利用料金は安いので、30~40分程度のドライブを目的にするのであれば安価に利用することができる。
利用方法
①Go-Xのアプリをダウンロードし、登録を済ませる。
②アプリの指示に従って、キックボードについているQRコードを読み込むことで利用開始、利用終了が可能。
うまく読み込みができない場合には、キックボードに同様についている番号を直接入力することが可能です。
注意点
・利用開始前にタイヤのパンク確認やサドルの高さは調整を行い、万全の状態で利用開始することで、無駄な利用時間を削減できます。
WHEELS
特徴
電動なので疲れることなく、素早く移動することが可能です。
また、ハワイで風を切って走る感覚は金額以上の価値があります。
10分以内の利用であれば、一番コスパが良い移動手段といえる。
導入エリアがカハラ周辺からチャイナタウン程度までしかなく、長距離移動もこの範囲内に限定される。
この場合、The Busを利用すれば$3で移動が可能で、エアコンもあり、荷物も運べ、事故のリスクもないため、長距離移動のメリットも薄い。
レンタカーやレンタルバイクに比べ利用料金は安いので、30~40分程度のドライブを目的にするのであれば安価に利用することができる。
利用方法
①Helbizのアプリをダウンロードし、登録を済ませる。
②アプリの指示に従って、自転車についているQRコードを読み込むことで利用開始、利用終了が可能。
うまく読み込みができない場合には、キックボードに同様についている番号を直接入力することが可能です。
注意点
・利用開始前にタイヤのパンク確認やサドルの高さは調整を行い、万全の状態で利用開始することで、無駄な利用時間を削減できます。
まとめ
各種移動手段について比較を行ってきましたが、以上を踏まえて以下の通りまとめとさせていただきます。
- 短距離or短時間の利用を行う場合には、Bikiの$30/300分パッケージを購入し利用しましょう。
- ワイキキ~アラモアナの移動や、ルート上の移動をする際には、JCBが運営するPINK LINEを利用して、無料で移動しましょう。
- 長距離移動はThe Busを利用し、往復$6で抑えるようにしましょう。
- Bikiの$30/300分パッケージを使い切ってしまった後の、10分以内の移動の場合は WHEELSを利用しましょう。
- それ以上の時間移動する場合には、引き続きBikiを利用するようにしましょう。
その他の移動手段の情報も、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!