オーストラリアやカナダ、最近ではイギリスも規制解除され、今後更に日本人の若者が海外で活躍する事になっていくと思います。
楽しみや不安が混ざった気持ちで渡航することになると思います。
現地での最初の1ヶ月間は一番重要といっても過言ではありません。
正しい手続きや手段を用いればその後の生活がかなり楽になりますし、しっかりしなければトラブルや損を被ることになるかもしれません。
今回のブログを参考にしていただければと思います。
では、まず最初に、今回の前提条件ですが、、、
- イギリス留学・ワーホリで「イギリス渡航後にやること」に焦点を当てていきます。
- やるべき項目ごと「Oysterカード」「Railカード」「シェアコード取得」「NIナンバー取得」「SIMカード購入」「eVISAの取得」「奨学金ストップ」「Revolutアカウントの開設」「銀行口座の開設」「家探し」「仕事探し」「GP(かかりつけ医)の登録」「在留届の提出」に分けて、分かりやすく記載しています。
関連記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!
Oysterカード
OysterカードはイギリスのICカードで、日本でいうSUICAやICOCAに近いです。
購入は改札前に設置されている券売機で行いますが、日本語に変換することもでき、簡単購入することができます。
日本とは異なりお得な割引などもありますが、内容が細かいので、別の記事でまとめています。
気になる方は下のリンクからご確認をお願いします。
- 場所
駅の券売機 - 時期
到着初日
Railカード
レイルカードは電車賃が1/3になるカードで、電車でフランスやブライトンなどに旅行する場合にはかなり役に立つアイテムです。
1年間で£30となっており、1回電車旅行するだけで大概元が取れてしまう計算となります。
Oysterカードと連携することで、日常で利用する電車賃も割引対象になります。
【連携までの流れ】
①オンラインで購入する
割引コード:【準備中】
割引コードの利用で、購入金額が£30から£20になります。
②UNDERGROUNDの駅(地下鉄)に行って、職員にOysterカードと連携してもらう。
この時にOysterのアカウントをオンラインで作成しておかないと連携できないので注意してください。
【購入方法】
①RailカードのHPにアクセスする
②主に年齢によってプランの内容が変わってきます。
カップルカードやファミリーカードなどもありますので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
③どれにするか決まったら、選択し「BUY NOW」から購入していきましょう。
④その後は案内に従い、こんな感じで情報入力していけば完了です。
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⇩
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- 場所
オンライン購入→地下鉄の駅でOysterカードと連結 - 時期
電車で旅行する前
有効期間が1年間しかないのに対してYMSビザは2年間あるので、1年以上滞在予定の人はなるべく期間を考えながら購入する方が賢いと思います。
BRPカード
BRPカードはイギリスの身分証ですが、2024年12月末日で廃止が決定しています。
2025年1月からはeVISAに変更されますが、現状では未だ運用されています。
VISA申請の際に入力した郵便局にカードが届いているので、渡航後なるべく早いタイミングで受け取ることが賢明です。
こちらの記事で記載している通り、渡航後の約1ヶ月間は行わないといけない手続きが多くありますが、全てに電話番号や住所、BRPカード番号が紐づくので、受け取らないと行き詰まる可能性が大きいです。
これから渡航してくる方は特に急ぐ必要があります。
2025年1月から運用されるeVISAへ切り替えるにはBRPカードが必要になりますが、eVISAへの切り替えには最長で3週間かかるので、急がないとVISAがなく、他の手続きが進められない可能性があります。
詳しくはeVISAの部分で書いていこうと思います。
- 場所
VISA申請時に指定した郵便局 - 時期
到着してできる限り早いタイミング
シェアコード取得
シェアコードは賃貸用と就職用、その他で利用できる物の3種類があります。
これはVISA保有を証明する書類なので、家探しや職探しの際に求められる場合があります。
申請はオンラインで行いますが、簡単ですし、即時発行されるので、渡航後手の空いたタイミングで行うといいでしょう。
【取得方法】
まずはGOV.UKの公式HPから、個人アカウントにログインしていきます。
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Start Nowをクリック。
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パスポートかBRPカード(2025年以降は廃止)を選択します。
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パスポートナンバーを入力していきます。
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生年月日を入力していきます。
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セキュリティーコード認証の方法をメールかSMSから選択します。
⇩
セキュリティーコードを入力するとこんなページに移動するので、「Get a share code」をクリックします。
⇩
「Get a share code」をクリックします。
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上から順番に、「仕事」「家探し」「その他」となっているので、それぞれ取得してPDF保管しておきましょう。
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最終確認画面です。
「Get a share code」をクリックします。
⇩
すると、こんな形でシェアコードを取得することができます。
- 場所
オンライン - 時期
渡航後手の空いたタイミング
NIナンバー取得
National Insurance Number(ナショナル・インシュランス・ナンバー)通称NIナンバーは国民保険番号のことで、イギリスで働く上で必要となります。
オンライン申請後、到着までに最大で4週間の時間がかかるので、イギリスで働く予定の方は早めに申請しておいた方がいいと思います。
【取得方法】
まずはGOV.UKの公式HPから、個人アカウントにログインしていきます。
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「Apply]をクリックします。
⇩
「No」を選択します。
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仕事を探してる人がほとんどだと思います。
その場合には2つ目を選択しましょう。
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フルネームを入力します。
⇩
性別を選択します。
⇩
国籍を入力します。
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生年月日を入力します。
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イギリスで生まれていない方は「No」を選択します。
⇩
イギリスに入国した日付を入力します。
⇩
郵便番号を入力します。
⇩
選択肢から正しい住所を選択します。
⇩
エージェント利用などをしている場合には、「No」を選択し、郵送可能な住所を選択します。
⇩
「Yes」を選択します。
⇩
「Yes」を選択します。
⇩
電話連絡が難しい場合や、変更の可能性がある場合には「No」を選択しましょう。
⇩
「Yes」を選択します。
⇩
「Yes」を選択します。
2025年以降はBRPカードが廃止されるので、このプロセスがなくなると思われます。
⇩
ここからパスポート・BRPカード・自撮りの撮影が始まります。
⇩
全て完了すれば終了です。
- 場所
オンライン - 時期
渡航後なるべく早いタイミング
SIMカード購入
SIMカード購入のプロセスは大きく分けて2つあります。
①SIMカードの取得
オンライン申請し、郵送で受け取り
②契約プランを選択しアクティベート
オンラインで申請・支払い
店舗で即日行うことも出来ますし、VISA申請時にもらったSIMカードをアクティベートすることも出来ますが、より良いプランで契約したい場合には、上記のプロセスを踏む必要があります。
【おすすめのSIMカード(2024年10月時点)】
かなり金額が安いので、費用を抑えたい人にはgiffgaffがおすすめです。
ただ、地下や人の多い場所では繋がりにくかったり、デザリングが出来にくかったりするデメリットもあります。
家にはWiFiがある場合が多いので、私は特に不便に感じたことはありませんでした。
ちなみにgiffgaffであれば、日本の住所にSIMを届けることができるので、渡航前に準備してしまうことも可能です。
- 場所
オンライン or 店舗 - 時期
渡航後なるべく早いタイミング or 渡航前
eVISAの取得
こちらは新たに導入されたシステムとなるので、まだ知らない方も多いかもしれません。
これまではBRPカードが身分証の役割をしていましたが、今後はオンライン上で情報が管理されることに代わり、2025年1月1日からは完全移行されることが決定しています。
2025年以降の申請方法は未だ不明ですが、2024年時点での申請方法を記載しておきますので、参考にしてください。
【取得方法】
GOV.UKの公式HPから、申請していきます。
⇩
「Start Now」をクリックします。
⇩
「Yes」を選択します。
2025年からはBRPカードが廃止される予定なので、2025年1月以降に渡英される方は「No」を選択しましょう。
⇩
「Yes」を選択します。
⇩
「Yes」を選択します。
⇩
アカウントを持ってない人は作成、既に持っている方はログインに進みましょう。
⇩
ログイン後は下記のアプリで申請を続行していきます。
パスポート・自撮りの撮影が必要になりますが、審査が厳しく結構何回も失敗することになるので、説明文をよく読んで行うようにしてください。
⇩
全て終了するとオンラインに戻りいくつかの質問を経た後、完了するとメールが届きます。
- 場所
オンライン - 時期
渡航後なるべく早いタイミング
奨学金ストップ
奨学金の返済を行っている方にとっては、日本で固定支出がある状態が厳しくワーホリや留学をするか悩んでいるケースもあると思います。
しかし奨学金返済は、生活困窮を理由に返済を休止することが可能となっています。
ただしこれは半年ごとに申請し期間を延長していかなくてはならず、日本にいる家族などに手伝ってもらう必要があります。
奨学金返済休止の趣旨としては、海外転出に伴って収入がなくなり、生活が困窮していることが理由となります。
準備するものは以下の通りです。
・離職票コピー
・ビザのコピー
・猶予願
こちらからダウンロード可能です。
・事情書
各個人で作成し同封する必要があります。
いつから渡航していて、どんな状況で、結果仕事につけていない旨を記載しましょう。
- 場所
書面提出 - 時期
渡航前〜半年おきに情報更新
Rovolutアカウントの開設
Revolutは国際的なネオバンクで、国際銀行をイメージするとわかりやすいと思います。
同業他社で言うとWiseなどがありますが、イギリスや他ヨーロッパ諸国ではRevolutが一番主流となります。
銀行としての役割以外にも、割り勘で支払いする場合なんかの送金にも利用できるので、必ずダウンロードしておいた方がいいアプリの一つです。
VPN(どこの国の通信を利用してるか)によって、利用できるサービスが異なり、日本で作成してしまうと、送金の際にSWIFTがかかってしまい、手数料がかなり高くなってしまうデメリットがあります。
また、今後改善するような気がしますが、100万円以上の保証がつかないなどのデメリットもあります。
VPNサービスを利用することで、日本からもイギリスアカウントの作成が可能ですが、(詳しくはこちらの記事を参照)手続きもさほど難しくないので、イギリス渡航後に作成しても問題ないと思います。
また、金や銀のコモディティーに限られますが、投資信託への投資も可能なので、海外に住みながら資産運用したい方にもおすすめです。
時期によって変わりますが、送金手数料が無料になるなど、招待を受けることで得られる特典が色々あります。
下に招待リンクをつけておくので、ぜひ活用してみてください。
- 場所
オンライン - 時期
渡航後なるべく早いタイミング
銀行口座の開設
家の賃貸や仕事探しでは銀行口座が必要となってきます。
Revolutを利用することも出来ますが、現地の銀行口座は日本と異なり利息が高かったり、キャッシュバックがあったりと、作成するだけで魅力的なものが多いです。
詳しくは別の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
- 場所
オンライン / 店舗 - 時期
渡航後なるべく早いタイミング
家探し
渡航後大きなハードルの1つになるのが、家探しです。
家探しは大きく2つの方法があり、1つ目は現地の不動産会社を利用する方法、2つ目はネットで情報を仕入れる方法です。
それぞれメリット・デメリットがありますが、ネット検索が主流だと思います。
詳しくは別の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
【サイト一覧】
・Spare room → 1番主流
・Rightmove
・Zoopla
・OnTheMarket
・OpenRent
・GumTree
・MixB → 日本人向け
・カウチサーフィン
- 場所
オンライン / 店舗 - 時期
場所によってはオンライン内見も可能なので、日本で物件決定することも出来ます。
ただリスクも大きいので、現地到着後、最低でも2週間程度かけて探すのがいいと思います。
仕事探し
こちらも渡航後大きなハードルの1つになります。
仕事探しは大きく3つの方法があり、1つ目は飛び込み営業する方法、2つ目は紹介から働き始める方法、3つ目はネットで情報を仕入れる方法です。
それぞれメリット・デメリットがありますが、ネット検索が主流だと思います。
詳しくは別の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
【サイト一覧】
・indeed → 1番主流
・MixB → 日本人向け
・LinkedIn
- 場所
オンライン / 店舗 - 時期
職種や労働条件によって全然異なります。
レストラン(特に日本食)なんかは割と簡単に働くことができると思いますが、正社員希望や技術職の場合には、最低でも1ヶ月以上かかることを想定しておいた方がいいです。
日本の就活を想像してもらえたらわかりやすいと思います。
GP(かかりつけ医)の登録
YMSビザを申請する際にいくらかお金を支払う必要がありますが、そのほとんどは、2年間分の医療保険料となります。
日本とは異なり、行きたいタイミングに行きたい病院へ行けるわけではなく、GP(かかりつけ医)の登録し、病院へ行きたいときには、まず登録したGPで診療してもらう必要があります。(他の場所に行くことも出来ますが、断られたり、保険が適用されないなどのトラブルが報告されています。)
自分に合った病院を選んで、無料で診療してもらえるようにしっかり準備しましょう。
【登録方法】
①登録したいGPの決定
②電話し新規患者の受け入れをしているか確認
③受け入れ可能であれば、問診の予約を取る
④必要なものを準備し予約した日時にGPへ行く
⑤登録完了後、後日NHSメディカルカードが送られてくる
【必要な物】
・パスポート
・住所の証明(NIナンバー、銀行の書類、水道光熱費の明細など)
・GP登録申込書
こちらからダウンロードできます。
【病院の選定】
・日本人のお医者さんがいる病院は、こちらに情報があります。
・救急受け入れ可能な病院は、こちらに情報があります。
- 場所
オンラインで病院探し→電話→病院で初診 - 時期
渡航後落ち着いたタイミング
在留届の提出
ワーホリや留学に行く人は必ず行わなくてはいけない申告の一つです。
旅行法によって、外国に住所又は一時滞在先を定めて3か月以上滞在する方は必ず提出しなければならないと定められています。
渡航前から申告は可能なものの、海外居住先の住所や緊急連絡先を設定しなければならないので、現実的には家が決定した後に申告することになると思います。
全て日本語での申請となっており、HPの説明も詳しいので、以下のリンクから申請してみてください。
- 場所
オンライン - 時期
渡航3ヶ月前から可能(現実的には家が決定後)
ロンドン生活サポート
今回YuTraveではロンドンで新生活を始められる皆様に対して、特別なプランをご用意しました。
ロンドン生活の初めの1ヶ月は特に色々な壁にぶち当たり、苦労することになると思います。
そんな時に気軽に連絡できて、且つ留学エージェントにのように多額の費用を支払わなくていい便利屋さんがいれば、心の支えだと思います。
YuTravelがその役割担わせてもらいます!
プランは以下の通りです。
プラン内容:ロンドンワーホリに関する何でも相談窓口
料金:10,000円
期間:入金から1年間
連絡方法:LINE
ご希望の方は、本ブログの「お問い合わせ」(PCの方は画面上のヘッドバー右側・携帯の方は左下のメニューから)から、連絡をお願いします。
London JPC
ロンドンに既に住まわれている方の中には、感じている方も多いと思いますが、ロンドンの日本人コミュニティーはつまらないと感じたことはありませんか?
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②〜30歳以下の方
③ロンドン在住者 or 半年以内にロンドン在住予定者
参加希望の方は、本ブログの「お問い合わせ」(PCの方は画面上のヘッドバー右側・携帯の方は左下のメニューから)から、連絡をお願いします。
関連記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!