今回の記事では、ロンドンのバスや電車のお得な乗り方について紹介していきたいと思います。
ロンドンは日本よりもはるかにカード社会なので、現金で切符を買う選択肢はほぼないです。
その代わりに、日本でいうSuicaやPASMOにあたる「オイスターカード」の他、クレジットカードなどのタッチ決済で公共交通機関に乗ることができます。
余談ですが、ロンドンの地下鉄やバスは、スーツケースなどの大きい荷物も持ち込みOKです。
ロンドンの交通料金や注意点などについて、なるべく簡単にまとめたので、是非最後まで見てくれると嬉しいです。
▼今回の記事▼
2024年9月からロンドンでワーホリ中!実際にやらかした体験談もちょこちょこ登場しています。
- ロンドンの交通費はどれくらいかかるの?
- オイスターカードとタッチ決済(クレジットカード)どっちがお得?
- オイスターカードの購入方法やおすすめのカードは?
- 公共交通機関を利用する際の注意点は?
ロンドンの記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!
交通費事情と節約方法
ロンドン中心地の観光や移動は、地下鉄かバスを利用することがほとんど。
オイスターカードやタッチ決済(クレジットカードなど)を利用して、電車やバスに乗ります。
日本とロンドンでは、公共交通機関のお金の発生の仕組みが少し違うので、そこを理解しながら、お得に旅行やワーホリを楽しもう!
地下鉄
ロンドンの地下鉄を攻略するポイントは2つだけ!
① ゾーン(Zone)を理解する
ロンドンの地下鉄はゾーン(エリア)ごとに電車賃が変わってきます。
Zoneの数が大きいほど中心地から距離が離れていることになります。
例えば、Zone1で乗車してZone1で下車すれば交通費が安く済むし、Zone1で乗車してZone2で下車すると料金が少し高くなる仕組みになっています。
▼すごく簡単にまとめるとこんな感じ…
② 最大料金、オンピーク、オフピークを理解する
ロンドンの地下鉄には最大料金があるので、利用するなら1日中使いまくった方がお得になります。
また、時間帯によって料金が変わるので、オフピークの時間帯に利用したほうがお得です。
- 最大料金
Zone1 £ 8.50
Zone1~2 £ 8.50
Zone1~3 £10.00
Zone1~4 £12.30
Zone1~5 £14.60
Zone1~6 £15.60 - 1回の乗車(オンピーク)
Zone1 £2.80
Zone1~2 £3.40
Zone1~3 £3.70
Zone1~4 £4.40
Zone1~5 £5.10
Zone1~6 £5.60 - 1回の乗車(オフピーク)
Zone1 £2.70
Zone1~2 £2.80
Zone1~3 £3.00
Zone1~4 £3.20
Zone1~5 £3.50
Zone1~6 £3.60
▼Q&A
- オンピークとは?
A:平日6:30~9:30と、平日16:00~19:00のこと。それ以外はオフピークです。 - オフピークの時間に改札に入って、オンピークの時間帯に改札を出たらどうなる?
A:オフピークの料金が適用されます!とにかくオフピークの時間帯に改札に入りましょう。 - オイスターカードとタッチ決済はどちらも同じ料金で地下鉄やバスを利用できるの?
A:同じ料金で利用できます。
バス
ロンドンのバスはゾーン(区間)や距離に関係なく一律料金。
地下鉄と同じように最大料金が設定されていますが、利用時間によって料金が変わることもありません。
- 最大料金
£5.25 - 1回の乗車
£1.75
定期券(トラベルカード)
ロンドンで学校や通勤に利用する定期券はあるのか?ロンドンにもあります!
ただ、ロンドンでは「1日の最大料金」が設定されていることもあり、利用頻度によって損することもあるので、よく調べてから購入することをおすすめします。学校や仕事など、一定期間にたくさん利用する場合は、トラベルカードの方がお得です!
- トラベルカード
改札前の券売機でも購入できる定期券のようなものです。
1日券(オフピーク専用)、1日券(オンピークも利用可能なもの)、7日券、1ヶ月券、1年券があります。 - 注意点
トラベルカードの券売機での購入は7日と1ヶ月のみ。短期間の滞在者は現地で購入することをおすすめします。
インターネットでの購入の方が選択肢が多いので、長期滞在する方は、下のリンクからアカウント作成して、購入してみてください。
「オイスターカード」と「タッチ決済」どっちがお得?
結論から言うと、タッチ決済もオイスターカードと同じ最大料金が設定されていることもあって、微妙なところ!
もちろん、オイスターカードを持っているからこそお得になる部分もありますが、短期で旅行に来ている人は「タッチ決済」で十分だと思います。
メリット
メリットを見てみると、学校や仕事が決まっているなど、高頻度で同じエリアを行き来する人はオイスターカードを利用する方が吉。
反対に、短期の旅行者については、チャージなどの無駄な時間や手間がかからないタッチ決済の方が思いっきり旅行を楽しめると思います!
- オイスターカード
① 7日間以上有効の定期券(トラベルカード)をオイスターカードに組み込める。
② 英国在住者はオンラインでチャージ可能。
③ レイルカード割や学割などが使える。 - タッチ決済
① カードの発行手数料がかからない。
② チャージ金額の返金手続きをしないで良い。
③ 入金する手間がない。
デメリット
デメリットを見てみると、ワーホリや留学でロンドンへ行く人も、家や仕事が見つかるまでは様子見て、購入時期を考えるのもありだと思います。ワーホリ中でオイスターカードを利用しない選択をするのであれば、余計な手数料等が発生しない、「Wise」「Revolut」「イギリス国内の銀行に紐づいたクレジットカード」などを利用した方が安心です。
- オイスターカード
① £7のカード発行手数料がかかる。
② 非英国在住者はオンラインでチャージができない。
③ £10以上のチャージ金額がある場合は返金できない。 - タッチ決済
① 7日間以上有効の定期券(トラベルカード)をオイスターカードに組み込めない。
② レイルカード割や学割が使えない。
③ 日本の銀行口座に紐付けがされていると、為替手数料などがかかる。
オイスターカードの購入方法やおすすめのカードは?
オイスターカードの購入方法
オイスターカードの購入はめっちゃ簡単!日本語含め、様々な言語に対応しています。
また、カードの発行には、発行手数料7£がかかります。(2024年時点)
▼最初に言語の切り替えを行う。
▼「新規カードを購入する」をクリックし、オイスターカードの発行枚数を選択。
▼チャージする金額を選んで支払いを行います。支払いはカードで支払うのが楽だと思います。
▼Q&A
- どこでオイスターカードを購入するの?
A:空港から電車で移動する際に、改札の前に券売機があります。 - カードの発行手数料は戻ってくるの?
A:発行から1年以上経過したオイスターカードであれば返金が可能のようです。 - 残高の返金はできるの?
A:できますが、2つ条件があります。①購入時から48時間以上経過している、②残高が£10以下であることです。返金は、現金での返金になります。
旅行やワーホリに便利なカード
①エポスカード
旅行やワーホリに便利なおすすめのカードは2つ!エポスカードとRevolutです。
タッチ決済ができるので、ロンドン旅行やワーホリにもおすすめのカードです。
色々なところで紹介されているエポスカードですが、私も愛用しています。海外旅行損害保険も付帯されていることから、海外旅行をする人におすすめのカードです。ただ、ゴールドカードでないとあまりメリットがないので注意してください!
エポスゴールドカードの特典
私がメリットに感じている特典やサービスをまとめてみました。
- ポイントの有効期限が無制限
ついついポイントを使うことを忘れていても大丈夫! - 選べるポイントアップ(3ショップまでポイント最大3倍)
水道光熱費などの固定費を選択するのがポイント! - 年間ボーナスポイント
年間利用金額100万円で10,000ポイントGET! - マルイのネット通販・マルイ/モディを利用でポイント2倍
マルイやモディに入っているカフェをよく利用していました!笑 - 空港ラウンジ利用無料
飛行機に乗る前にフリードリンクを飲みながらリラックス。 - 海外旅行傷害保険(利用付帯)最大5,000万円
旅行代金(ツアー料金や交通費などの移動に関する代金)をエポスカードで支払うと、保険が適用可能になります。私はいつも航空券を予約する時にエポスカードを利用するようにしています。
エポスカードの特典
通常のカード(ゴールドカードでない場合)の特典はたった3つとなっています。
- ポイントの有効期限が2年間
ポイントを投資できるサービスがあるんだけど、有効期限があるとちょっとリスクがあるかも。 - マルイのネット通販・マルイ/モディを利用でポイントが付与されるが、還元率が悪い。
ゴールドカードは100円で1ptだけど、200円で1ptのみ。 - 海外旅行傷害保険(利用付帯)最大3,000万円
ゴールドカード同様に保険が付帯されてくるけど、付帯金額が低い!
ゴールドカードになる条件
- エポスカードからのゴールドカード切替案内を待つ
私はこの方法でゴールド会員になりましたが、いつゴールドカードへの切替案内が来るか分からないので、急ぎの方は次の方法をおすすめします。 - 年会費5,000円を支払う*
初年度に50万円以上エポスカードを利用すれば、2年目以降は無料でゴールドカードを利用することができます。また、50万円利用すれば2,500ポイントが付与されます。
②Revolut
Wiseと同じように利用できる、ワーホリにはマストなカード。イギリスで作ることもできますが、心配な人は日本で作ってから行くと良いと思います。何かあった時のために、Wiseにも入金しましたが、私はRevolut派です。実用的なメリットはもちろん、カードを可愛くすることもできるんです!(*700円かかります。)
プラン
Revolutを利用するにあたって、プランが3つあることをおさえておきましょう。私は、多額のお金を両替・送金することはないので、無料のスタンダードプランを利用しています。
- スタンダードプラン
無料 - プレミアムプラン
¥980/月 - メタルプラン
¥1,980/月
私がRevolut派の理由
Wiseの方が日本では有名かもしれませんが、実際にRevolutを利用してみて良いなと思ったポイントをまとめてみました。
- 100万円以上アカウントに資金を保有できる
Wiseは100万円以上アカウントにお金を入れておくことはできませんが、Revolutであれば100万円以上の資金の保有ができます。 - 平日は両替手数料が無料
スタンダードプランは月750,000円までが無料、プレミアムプランやメタルプランは無制限で無料で両替することができます。Wiseは少額ではありますが、両替手数料がかかります。 - 国際送金手数料が無料
どのプランでも国際送金手数料が無料です。Wiseは少額ではありますが、国際送金手数料がかかります。 - 貴金属の取引ができる
スタンダードプランは取引手数料が1.5%、プレミアムプランやメタルプランは0.5%かかりますが、これもWiseにはないプランです。私はやっていませんが、知人が金に投資して上手に資産運用ができています。
注意事項
地下鉄編
- 携帯のタッチ決済はおすすめしない!
地下鉄を利用する場合は、電波が不安定です。カードを利用した方が安心です。 - タッチするカードは1つに決めて!
クレジットカードを何枚も持っていて、最大料金以上にバスや電車を使用する場合はうっかりしないように!!笑
同じ日に違うクレジットカードを利用してしまうと、最大料金以上の金額を支払うことになります。 - カードのタッチ忘れに注意!
ロンドンの改札機は日本より反応しにくいので、しっかりとタッチしましょう。カードのタッチを忘れると、最大料金が請求される可能性があります。
バス編
- バスに乗る時は手を挙げて!
日本とは違って、バス停に人がいても手を挙げないと止まってくれません。 - 2台以上バスが並んで停車している時は注意!
日本では、バスが2台、3台一気に停留所に来たとしても、目の前にバスが来るまで待っていれば、乗りたいバスに乗れると思います。ロンドンでは、2台、3台バスが並んでいたら、自分から乗車位置に歩いていかないとバスが発車してしまいます!笑
料金編
- 11歳未満の子どもは無料!
大人が同伴している場合、大人1人に対して最大4人まで無料で乗車することができます。日本と同じように電車やバスに乗ればOKですが、念のため、パスポートなどの身分証をすぐ出せるように準備しておいた方が良いかもしれません。 - 3月と10月は地下鉄の料金改定の時期!
ロンドン市の方針によって変わってくると思いますが、日本と同じように料金改定の時期があります。
ロンドン生活サポート
今回YuTraveではロンドンで新生活を始められる皆様に対して、特別なプランをご用意しました。
ロンドン生活の初めの1ヶ月は特に色々な壁にぶち当たり、苦労することになると思います。
そんな時に気軽に連絡できて、且つ留学エージェントにのように多額の費用を支払わなくていい便利屋さんがいれば、心の支えだと思います。
YuTravelがその役割担わせてもらいます!
プランは以下の通りです。
プラン内容:ロンドンワーホリに関する何でも相談窓口
料金:10,000円
期間:入金から1年間
連絡方法:LINE
ご希望の方は、本ブログの「お問い合わせ」(PCの方は画面上のヘッドバー右側・携帯の方は左下のメニューから)から、連絡をお願いします。
London JPC
ロンドンに既に住まわれている方の中には、感じている方も多いと思いますが、ロンドンの日本人コミュニティーはつまらないと感じたことはありませんか?
ロンドンには多くの駐在員の方がいますが、ミートアップに行ってもビジネスの話が多かったりして、若者にとっては馴染めないなんてこともあるようです。
今回、多くの方よりお問い合わせを頂いたため、ロンドンの「若者限定コミュニティー」を作成しました!
参加条件は以下の通りです。
①日本国籍保持 or 日本語ネイティブレベル
②〜30歳以下の方
③ロンドン在住者 or 半年以内にロンドン在住予定者
参加希望の方は、本ブログの「お問い合わせ」(PCの方は画面上のヘッドバー右側・携帯の方は左下
ロンドンの記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!