今回は、おすすめの銀行口座と開設方法について記事をまとめてみました。
イギリスでどの口座を開設した方が良いのか、どのように申請手続きを行えば良いのか不安な人もいると思います。
色々な銀行がある中で、私はオンラインバンクと現地の銀行を1つずつ開設しました。
英語力0の私ですが、割と簡単に現地の銀行口座を開設できたので、詳しく解説していきたいと思います!
銀行口座は、家賃を支払ったり、仕事のお給料の振り込みに必要だったり、絶対に必要な手続きなので、是非最後まで見てくれると嬉しいです。
では、まず最初に、今回の前提条件ですが、、、
- オンラインバンク「Revolut」の開設方法について
- 現地銀行の「ロイズ銀行」の開設方法について
- 口座開設に必要な書類や準備について
ロンドンの記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!
Revolut(レボリュート)
Revolutとは?
1つ目のおすすめ銀行はオンラインバンクのRevolut。
イギリスのロンドンで設立されたRevolutは、「オンライン銀行としての役割」と、Wiseのような「国際送金の役割」があり、ワーホリや留学中の人に超おすすめです。
ただ、1点注意点があり、日本で作成してしまうと、送金の際にSWIFTがかかってしまい、手数料がかなり高くなってしまうデメリットがあります。
VPNサービスを利用することで、日本からもイギリスアカウントの作成が可能ですが、(詳しくはこちらの記事を参照)手続きもさほど難しくないので、イギリス渡航後に作成しても問題ないと思います。
▼Revolutには3つのプランがある
Revolutを利用するにあたって、プランが3つあることをおさえておきましょう。私は、多額のお金を両替・送金することはないので、無料のスタンダードプランを利用しています。
- スタンダードプラン
無料 - プレミアムプラン
¥980/月 - メタルプラン
¥1,980/月
Revolutを選んだ理由
▼私がRevolut派の理由
Wiseの方が日本では有名かもしれませんが、実際にRevolutを利用してみて良いなと思ったポイントをまとめてみました。
- 100万円以上アカウントに資金を保有できる
Wiseは100万円以上アカウントにお金を入れておくことはできませんが、Revolutであれば100万円以上の資金の保有ができます。 - 平日は両替手数料が無料
スタンダードプランは月750,000円までが無料、プレミアムプランやメタルプランは無制限で無料で両替することができます。Wiseは少額ではありますが、両替手数料がかかります。 - 国際送金手数料が無料
どのプランでも国際送金手数料が無料です。Wiseは少額ではありますが、国際送金手数料がかかります。 - 貴金属の取引ができる
スタンダードプランは取引手数料が1.5%、プレミアムプランやメタルプランは0.5%かかりますが、これもWiseにはないプランです。私はやっていませんが、知人が金に投資して上手に資産運用ができています。
口座開設方法
▼口座開設方法(日本版)
下にあるリンクからアカウント作成すれば、簡単に開設できます。
必要な本人確認書類は下記の中から1つでOKです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード(外国籍の場合のみ)
- 特別永住者証明書(外国籍の場合のみ)
▼口座開設方法(イギリス版)
下にあるリンクからアカウント作成「Get Start」をクリック。
口座開設に必要なものは下記にまとめました。
- A valid mobile phone number.(携帯番号)
- A valid email address.(Eメールアドレス)
- Personal information, including but not limited to: current address, date of birth, full name, and citizenship(s)(BRPカード/eVisa等)
- A valid government-issued document for identity verification.(パスポート)
- A selfie for account security.(セルフィー)
口座への入金方法について
入金方法はたった2ステップ。簡単に入金ができます。私は日本で早めにRevolutを開設して、為替の動きを見ながら良さそうなタイミングで日本円からイギリス£に変えました!
▼Revolut銀行への入金方法
- 日本の銀行口座から日本円を送金(振込)
- 日本円をイギリス£に変える
Lloyd’s Bank(ロイズ銀行)
Lloyd’s Bankとは?
2つ目のおすすめは、イギリス現地の銀行である、Lloyd’s銀行。支店がたくさんあるので、何かあった時に直接話を聞くことができます。英語力0の私にとっては、①簡単に銀行口座を開設できること、②何かあったときに電話だと伝わらないので直接話を聞けることが大事でした(笑)
Revolutを利用することも出来ますが、現地の銀行口座は日本と異なり利息が高かったり、キャッシュバックがあったりと、作成するだけで魅力的なものが多いので、特に長期間イギリスに滞在する人は、口座開設してみることをおすすめします。
ワーホリや留学など、外国に長期間住むとなると、手続きがたくさんあって結構ヘトヘトになります。そんな中、銀行口座を開設しやすいのがロイズ銀行(Lloyd’s Bank)です。
口座開設の流れ
実際に自分がやった「ロイズ銀行」の手続きの流れを紹介します。
▼手続きの流れ
- アプリをダウンロードする。
- アカウントを作成する。個人情報を入力。
- 「追加でIDの提出が必要です。」と書かれたメールが届く。
- よくわからないので、予約もしないで家から1番近いロイズ銀行に行ってみる。
- 銀行に着いたらスタッフを捕まえて、口座を開設したいことを伝え、届いたメールを見せる。
- スタッフからBRPカードを見せて欲しいと言われる。
- スタッフから銀行の口座は全部で3種類開設した方が良いと言われて、3種類の口座開設のフォローをしてもらう。
- 開設完了。1週間ぐらいでキャッシュカードが届くよと言われて、1週間以内に届きました!
あっさり口座開設できてびっくり。ちなみに口座開設をしたLloyd’sの支店住所は「19-20 Upper St, London N1 0PJ」です。
ただ、1点注意しなくてはならないのが、2024年12月をもってBRPカード(イギリスの身分証)が廃止されます。2025年1月からはeVISAに変更されるので、銀行に行く際はeVISAを見せれるような状態にしておいた方が良いと思います。
eVISAが分からない、申請手続きが多すぎてごちゃごちゃ…そんな人は一旦以下のリンクを見てみると整理できると思います。
アカウント作成の流れ
アカウントの作成方法と、アカウント作成にあたって、どのようなことを入力していく必要があるのかを紹介していきます。
▼準備するもの
- パスポート
- BRPカード(恐らく2025年からはeVisa)
- イギリスの電話番号
▼アプリのダウンロード
▼アプリをダウンロードしたら…
・Lloyd’s銀行をまだ利用していない場合は、「Open a bank account with us」へ。
・まずは、当座預金(現金の引き出しや料金の支払いなどで使われる口座)を開設。「Apply for a current account」へ。
・個人データの収集および処理することについて同意。「Agree to all」へ。
・初めて口座開設する人は、「No, I’m a new customer」へ。
▼ここから先は、次のようなことが聞かれます。
- Name(氏名)
- Gender(性別)
- Title(Mr, Ms, Mx, Dr)
- Phone Number(電話番号)
→イギリスの電話番号の方が良いと思います。 - What is your email address?(Eメールアドレス)
- Date of birth(生年月日)
- Country of birth(出身地)
- Are you Japanese?(日本人ですか)
- When did you arrive in the UK?(いつイギリスに到着しましたか)
→●年●月までの回答でOK。具体的な日にちは聞かれません。 - Do you have indefinite leave to remain?(イギリスの永住権をもっていますか)
- When does your visa, limited leave to remain or asylum registration card expire?(ビザなどの有効期限はいつですか)
→●年●月までの回答でOK。具体的な日にちは聞かれません。 - Are you at home?(家に住んでいますか)
→”Yes I am at home” or “No I’m out” のいずれかを選択します。
→私は到着してから最初の3週間はホステルに宿泊していましたが、ホステルの住所を使って良いよ〜と言われていたので、”Yes I am at home”を選択しました。 - Find your address(住所を入力してください)
- Do you have a partner or spouse?(パートナーまたは配偶者はいますか)
- Do you rent or own your home?(あなたは家を借りていますか?所有していますか?)
→”I own my home” or “I rent my home” or “Other”のいずれかを選択します。
→最初の3週間はホステルに宿泊していたので、Otherを選択しました。 - Do you live with your parents?(親と一緒に住んでいますか)
- How much do you pay towards childcare costs, maintenance and school/university fees each month?(毎月の育児費用、養育費、学校や大学の学費にどれくらい支払っていますか?)
- When did you move to your current address?(現在の住所に引っ越したのはいつですか?)
→●年●月までの回答でOK。具体的な日にちは聞かれません。 - Where was your previous address?(以前の住所はどこですか)
→「First line of address / Second line of address / Town/City / Country」を聞かれます。私は日本に住んでいたので、日本の住所を記載しました。 - How should we contact you about products and offers?(連絡手段について)
→「Push Notification / Email / Text message / Phone / Post」という選択肢があるので、”Yes”または”No”で回答します。 - Do you need extra accessibility support from us?(追加で特別なサポートが必要ですか?)
→例えば、視覚障害のある人や体の動きに不自由がある人に対しての質問です。
アカウントを作成できたら、メールが届くと思うので、早めに銀行に行ってみてください!
銀行に持って行くもの
銀行によって必要な書類は違うと思いますが、最低限以下のリストを揃えてから銀行に向かうことをおすすめします!
ロイズ銀行で開設するのであれば、おそらく、、、「イギリス国内の現住所証明ができるもの」は必要ないと思います!私は現住所証明ができるものを準備せずに口座開設できました。
イギリスの電話番号は「giffgaff」でSIMの契約をしたら速攻で手に入ります。契約してから2日程度でSIMが届きました。それまでの間はビザ申請時の時にもらった15GBのLEBARAのSIMを使いましょう〜〜〜!
▼銀行口座開設時に必要なリスト
- パスポート
- BRPカードまたはeVisa
- イギリスの電話番号
- イギリス国内の現住所証明ができるもの
例)バンクレター(学校や職場でもらえます)、賃貸契約書、公共料金の支払明細書、公的機関(税務署など)から自宅に届いた手紙
口座の種類について
銀行へ行く前に事前に知っておいた方が良い知識を解説していきます。開設した方が良い口座の種類は全部で3つ。オンラインで口座を追加することもできます。ただ、英語だと分かりづらいと思うので、銀行に行ったときに以下の3種類の口座を開設したいことを伝えると良いと思います!
▼イギリスの口座の種類について
- Classic
月々の支払いや入出金に利用する用の口座。1番ベーシックな口座なので、この口座はマストで開設しましょう。
銀行から勝手にお金を引き出されたりする可能性が0ではないので、リスク分散のためにこの口座を2つ開設した方が良いよ〜と銀行員さんが教えてくれました。おすすめは、「給料受け取り用の口座」と「月々の支払い用の口座」で分けることだそう。 - Easy Saver
貯金する用の口座。最大1.80%の利息を獲得できます。預金されている金額によって利息が変わってきますが、預金額が少なくても、1.30%の利息は獲得できるかと思います。
口座への入金方法について
現地の銀行口座への入金は3ステップ。オンラインバンク同様、簡単に手続きをすることができます。
▼ロイズ銀行への入金方法
- Revolut(またはWiseなど)を利用して、日本の銀行口座から日本円を送金(振込)
- 日本円をイギリス£に変える
- ロイズ銀行に送金(振込)
ロンドンの記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!