シンガポールは東南アジアの南端に位置する都市国家で、面積は小さいものの世界有数の経済大国として知られています。
多民族国家であり、主に中国系、マレー系、インド系の人々が共存しているため、多文化が融合した独特の社会と文化が形成されています。
この多様性は食文化にも反映されており、屋台街(ホーカーセンター)では中華、マレー、インド料理などが手軽に楽しめるのが魅力です。
経済面では金融、貿易、物流のハブとして世界的に重要な役割を担い、国際企業のアジア拠点が多く集まっています。
また、政府の効率的な政策運営により治安が非常に良く、街は清潔で整備されています。
観光地としても人気が高く、マーライオンやマリーナベイ・サンズ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイといったランドマークが世界中の旅行者を惹きつけています。
コンパクトな国土ながら、都会的な利便性と豊かな自然が共存し、街歩きやショッピングも快適。
公共交通機関が発達しているため移動もスムーズで、短期間でも多彩な体験が可能です。
多様な文化が交わるシンガポールは、訪れる人に新鮮な刺激と安心感を与える特別な都市国家です。
今回の記事では、ゴルフに焦点を置いて、人気・おすすめの場所を9箇所紹介していこうと思います!
限りある旅行の時間を有効活用できると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
では、まず最初に、今回の前提条件ですが、、、
- 今回は「ゴルフ」に焦点を置いて、9箇所紹介しています。
- 「シンガポール」全体を対象地域としています。
シンガポールに関する他の記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!
まずはこちらをチェック!
主要観光スポットはKlook Passがおすすめ

次のチャプター以降の情報をみてもらえると分かりますが、主要スポットは観光客が多すぎて、入場料の金額がものすごく高いです。
かといって、せっかくの旅行なのに重要な観光地に行けないのは嫌だと思います。
そんな方達におすすめなのが、「Klook Pass」です。
Klook Passは、34箇所あるリストの中から、自分が行きたいと思う2〜8箇所を選択(選択数によって、約10,700円〜39,500円まで金額が変動します)して観光することができるパッケージ商品です。
1週間程度の旅行で、3箇所以上観光したい場合、最大で52%も料金を節約できるみたいです。
ケースバイケースですが、選択肢に入れてみても良いと思うので、まず最初に紹介させてもらいます!
- 価格帯
10,700円〜39,500円円程度
NETSはGETした?


昨今シンガポールで登場したプリペイドカード「NETS」ですが、いまだに知らない方も多いのではないでしょうか?
このパスは日本で購入→シンガポール内のRed Dot Designe MuseumもしくはKele Concept Store(空港内)で受け取り後、お金をチャージすることで、買い物にも電車にも利用することができる画期的なカードです。
ICカードとして利用できるほかに、NETS FlashPayは島内102,000か所以上の小売店でキャッシュレス決済がスムーズに行えます。
たくさんお金を使う予定の人や、今後も何回か行くかもしれない人は持っておいた方がいいと思います。
- 価格帯
2,300円程度
チャンギ空港のアトラクションは予約した?


現在シンガポールで一番HOTなスポットと言ってもいいのが、チャンギ国際空港となっています。
2019年にオープン後コロナが世界中を襲う中で密かに話題になっていたのがこちらのジュエルチャンギです。
トランジットでの利用も可能なこともあって、コロナ後の現在シンガポールの目玉スポットとして堂々のスタートを切りました。
まだ行ったことない方はマストですし、空港という特性もあって、入国後・帰国前がベストな訪問タイミングだと思いますが、こんな時こそ時間に余裕がないものです。
事前にしっかりチケットを予約しておくのがベターです。
- 価格帯
900円/人程度〜
▼ジュエルチャンギエアポート アトラクション利用チケット(900円/人程度〜)▼
ゴルフ場
National Service Resort & Country Club
チャンギ海岸沿いに位置し、120ヘクタールの広大な敷地を有しています。
ここには18ホールのゴルフコースや36打席のドライビングレンジがあり、ゴルファーにとって理想的な環境が整っています。
また、ビーチフロントのバンガローや20レーンのボウリング場、カラオケ、アーケードゲーム、プール、フィットネスセンター、テニスコート、スカッシュコート、バスケットボールコートなど、多彩なスポーツ・レクリエーション施設が完備されています。
さらに、レストランやプールサイドカフェ、ファンクションルームもあり、家族や友人との集まりにも最適です。
海に面したロケーションは、セーリングやアルフレスコダイニングなど、海辺のアクティビティを楽しむのにも適しています。
- 住所
10 Changi Coast Walk, シンガポール 499739 - 営業時間
7時00分~22時30分 - 定休日
無し
Orchid Country Club
シンガポール北部のユシュン地区に位置し、セレター貯水池のほとりに広がる100ヘクタールの敷地を誇ります。
1993年に設立されたこのクラブは、アランダ、バンダ、デンドロの3つの9ホールコースからなる27ホールのゴルフコースを有し、国際的なトーナメントも開催されるなど、その質の高さで知られています。
また、160打席の自動ティーアップ機能付きドライビングレンジや、ナイトゴルフの設備も整っており、昼夜を問わずゴルフを楽しむことができます。
宿泊施設としては、セレター貯水池を望む75室のリゾートホテルがあり、リラックスした滞在が可能です。
さらに、ボウリング場、カラオケルーム、ジム、スイミングプール、8つの飲食店、ウェディングやセミナーに対応したファンクションルームなど、充実した施設が揃っています。
- 住所
1 Orchid Club Rd, シンガポール 769162 - 営業時間
15時00分~1時00分 - 定休日
無し
Laguna National Golf Resort Club
チャンギ国際空港近くに位置し、1993年の開業以来、アジア屈指のゴルフ施設として知られています。
「マスターズコース」と「クラシックコース」の2つの18ホールチャンピオンシップコースを有し、それぞれ異なる特徴と挑戦を提供しています。
マスターズコースは、戦略的なレイアウトと高速なバミューダ芝のグリーンが特徴で、ヨーロピアンツアーやアジアンツアーなどの国際大会が開催されてきました。
クラシックコースは、起伏に富んだ地形と独特なデザインが特徴で、TPCソーグラスの17番ホールを彷彿とさせるアイランドグリーンを持つ17番ホールが名物です。
また、2020年には高級リゾート「Dusit Thani Laguna Singapore」が併設され、198室の客室、スパ、フィットネスセンター、複数のレストランなど、充実した施設が整っています。
- 住所
11 Laguna Golf Green, シンガポール 488047 - 営業時間
6時40分~20時00分 - 定休日
無し
Mandai Executive Public Golf Course
1993年に開業したシンガポール北部のUpper Seletar Reservoir近くに位置する9ホール、パー29のパブリックゴルフコースです。
このコースは、初心者やジュニアゴルファーにとって理想的な練習場として知られており、年間約10万人が訪れ、そのうち約半数がジュニアプレーヤーです。
フェアウェイは比較的短く、パー3とパー4のホールが組み合わさっており、アイアンやウェッジの練習に最適です。
また、40打席のドライビングレンジやゴルフアカデミー、プロショップ、レストラン、ロッカールームなどの施設も完備されています。
しかし、2024年末に予定されていた閉鎖は、政府の配慮により2026年末まで延長されました。
これは、ゴルフが土地を多く必要とするスポーツである一方で、公共のアクセスを維持する重要性が認識された結果です。
現在、Mandaiはシンガポールで唯一のパブリックゴルフコースとして、その役割を果たしています。
- 住所
Upper Seletar Reservoir, Mandai Rd Track 7, シンガポール 779384 - 営業時間
7時00分~23時00分 - 定休日
無し
NSRCC Kranji Sanctuary Golf Course


シンガポール北西部のKranji Reservoirに隣接し、Sungei Buloh Wetland Reserveの近くに位置する18ホールのチャンピオンシップコースです。
このコースは、伝説的なゴルファーであるゲーリー・プレーヤーによって設計され、自然保護と生態系の再現を重視したデザインが特徴です。
広大な湿地帯や新たに造成された池、湿地、水域がコースの一部として組み込まれており、自然との調和が図られています。
特にフロントナインは狭いフェアウェイと多数のウォーターハザードが特徴で、バックナインはより広いフェアウェイがあり、プレーヤーに多様な挑戦を提供します。
このコースは、NSRCCの会員およびその家族に開放されており、レストランやロッカールーム、シャワー施設なども完備されています。
また、自然愛好家には、指定されたバードウォッチングサイトへのアクセスも提供されています。
- 住所
50 Neo Tiew Lane 3, シンガポール 718828 - 営業時間
7時00分~17時15分 - 定休日
無し
Warren Golf & Country Club
1962年に英国陸軍のデレク・ウォーレン准将によって設立されました。
当初は4ホールのコースから始まりましたが、現在では18ホールのチャンピオンシップコースを備えるまでに発展しました。
このコースは、ネルソン&ホーウォースによって設計され、クランジ貯水池の南岸に位置しています。
起伏に富んだフェアウェイや、選定されたホールに配置された運河や池が、プレーヤーに挑戦を提供しながら、美しい景観を楽しませてくれます。
クラブハウスには、ゴルファーズテラス、ヤンパレス、ウォーターハザードなどの飲食施設があり、プレー後のリラックスしたひとときを提供しています。
- 住所
81 Choa Chu Kang Wy, シンガポール 688263 - 営業時間
7時00分~0時00分 - 定休日
無し
Keppel Club
1904年に設立されたシンガポール最古のゴルフクラブの一つです。
長年にわたり、ブキット・チャーミンに位置していましたが、2022年にその地を離れ、現在はシメコースで運営されています。
この移転により、Keppel Clubは会員と一般ゴルファーの両方に開放されたハイブリッドシステムを採用し、シンガポールで初めての試みとなっています。
クラブ内には、地元料理や西洋料理を提供する「Tee Top」レストランがあり、ゴルファーだけでなく、一般の来訪者も利用できます。
- 住所
239 Sime Rd, Singapore 289685 - 営業時間
7時00分~19時30分 - 定休日
無し
Singapore Island Country Club (Bukit Location)
1924年に開場したシンガポールで最も歴史あるゴルフコースの一つです。
マクリッチ貯水池のほとりに広がるこの18ホールのパークランドスタイルのコースは、3,000本以上の成熟した木々に囲まれ、自然豊かな景観が特徴です。
過去には1969年のワールドカップや1993年のジョニーウォーカークラシック、28回にわたるシンガポールオープンなど、数多くの国際大会が開催されました。
また、2017年にはジェームズ・ブレイドによるオリジナル設計を尊重した大規模な改修が行われ、バンカーの再整備やグリーン周辺の再芝張り、バギートラックの新設などが実施されました。
この改修により、伝統的なレイアウトと現代的なプレー環境の両立が実現されています。
- 住所
240 Sime Rd, シンガポール 288303 - 営業時間
6時30分~22時00分 - 定休日
無し
Sentosa Golf Club
セントーサ島に位置し、シンガポールの都市景観を望む絶好のロケーションにあります。
クラブ内には「セラポン」と「タンジョン」の2つの18ホールコースがあり、特にセラポンコースは2005年からシンガポールオープンの開催地として知られています。
このコースは、戦略的なバンカー配置や水辺のハザードが特徴で、プレーヤーに高い技術を要求します。
また、Sentosa Golf Clubは環境への取り組みにも積極的で、2020年には世界で初めて国連の「スポーツ気候行動イニシアティブ」に参加し、持続可能なゴルフ場運営を推進しています。
その成果として、2023年の「World Golf Awards」では「世界最高のゴルフコース」に選ばれました。
- 住所
27 Bukit Manis Rd, シンガポール 099892 - 営業時間
7時00分~20時30分 - 定休日
無し
シンガポールに関する他の記事は、以下でまとめています。
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