【パリ5〜7区】エッフェル塔とセットで行きたい観光地20選!〜有名&人気スポット特集〜

エッフェル塔を見に行くなら、周辺の観光スポットも一緒に楽しむのが断然おすすめ!

パリ5〜7区は、セーヌ川沿いに広がる美しい街並みと、格式ある建築が並ぶ人気エリア。

オルセー美術館で名画を堪能したり、サン・ジェルマン・デ・プレでカフェ巡りをするのも最高。夜にはエッフェル塔のライトアップがきらめいて、まさに映画のようなパリの雰囲気に包まれます。

このエリアには、歴史的な名所からショーやジャズのお店まで、観光にもデートにもぴったりなスポットがいっぱい。

この記事では、エッフェル塔とあわせて訪れたい人気観光地20選を紹介しているので、満足できるパリ旅行のプランを計画してもらえたら嬉しいです!


では、まず最初に、今回の前提条件ですが、、、

  • 今回は「観光スポット」に焦点を置いて、20箇所紹介しています。
  • 種類ごと「王道観光地」「美術館・博物館」「教会・モスク」「記念碑・史跡」「ショー・ジャズ」「その他」に分けて、分かりやすくまとめています。
  • パリの5区・6区・7区を対象地域としています。

パリ5〜7区の記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!

エッフェル塔

1889年に開催されたパリ万国博覧会のために建設された鉄塔で、現在ではパリを象徴するランドマークとして世界中に知られています。

高さ約330メートルの塔は、当時としては技術的な挑戦の結晶であり、建設当初はその斬新な姿から市民や芸術家の間で賛否両論が巻き起こりました。

しかし、年月とともにその独自性と美しさが評価され、現在では年間数百万人が訪れるフランス屈指の観光名所となっています。

塔は3つの展望階層に分かれ、特に最上階からはパリの街並みを360度見渡す絶景を楽しめます。夜にはきらめくイルミネーションが施され、毎時点灯するライトアップはパリの夜景のハイライトです。

また、内部にはレストランや展示スペースもあり、食事や文化体験を兼ねて訪れることができます。単なる建築物を超え、フランスの技術革新と芸術的精神を体現する存在として、今なお人々を魅了し続けています!

  • 住所
    Av. Gustave Eiffel, 75007 Paris, フランス
  • 営業時間
    月〜日 9:30〜23:00
  • 定休日
    無し
  • 入場料
    2,500円程度
    *階段で2階に上がれるチケット
    *公式HPからの購入がおすすめ

サン=ドミニク通り(Rue Saint-Dominique)

パリ7区に位置する魅力的なストリートで、エッフェル塔を望む絶景スポットとしても知られています。

この通りは地元の人々や観光客の双方に愛され、洗練されたブティック、老舗のパン屋、パティスリー、カフェ、レストランなどが軒を連ねています。

フランスらしいライフスタイルを体感できる場所として人気が高く、グルメやショッピングを楽しみながら散策するのに最適です。

特に通りから見上げるエッフェル塔の眺めは絶好の写真スポットで、パリらしい雰囲気を味わいたい人におすすめです。

また、サン=ドミニク通りは観光地化されすぎていない点も魅力で、地元の人々の生活感が息づいています!

  • 住所
    Rue Saint Dominique, 75007 Paris, フランス

自由の女神像

自由の女神像といえばニューヨークが有名ですが、実はパリにもいくつかのレプリカが存在します。

その中でも最も知られているのは、セーヌ川に浮かぶ人工島「シーヌ島(Île aux Cygnes)」に立つ像です。これは1889年にアメリカ在住のフランス人協会から寄贈されたもので、高さ約11メートルの堂々とした姿を見せています。

ニューヨークの自由の女神像はフランスからアメリカへ贈られた友情の証ですが、パリの像はその逆に「アメリカへの友情の印」として建てられた点で特別な意味を持ちます。像はアメリカの独立記念日に向けて贈られ、現在でもその象徴性を保っています。

さらに、パリ市内には他にも小型の自由の女神像があり、ルクセンブルク庭園やオルセー美術館にも展示されています。これらをめぐることで、フランスとアメリカの深い歴史的絆を感じ取ることができます!

  • 住所
    All. des Cygnes, 75015 Paris, フランス

オルセー美術館

セーヌ川の左岸にある19世紀美術の殿堂で、1986年に開館しました。

元々は1900年の万国博覧会に合わせて建設された鉄道駅「オルセー駅」を改装したもので、その壮麗なアール・ヌーヴォー様式の建築は美術館自体が芸術品といえるほどの魅力を放っています。

館内には、1848年から1914年までのフランス美術を中心に膨大なコレクションが収蔵されており、特に印象派・ポスト印象派の作品群は世界有数の質と規模を誇ります。

モネ、ルノワール、ドガ、マネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンといった巨匠の代表作を間近で鑑賞でき、印象派美術館の最高峰として知られています。

さらに彫刻、写真、工芸品も充実しており、19世紀美術の全体像を把握できる点も特徴です。

駅舎の大時計越しにセーヌ川を望む景観はフォトスポットとして人気で、芸術鑑賞と同時に建築美や歴史を体感できる特別な空間となっています!

  • 住所
    Esplanade Valéry Giscard d’Estaing, 75007 Paris, フランス
  • 営業時間
    火・水 9:30〜18:00
    木   9:30〜21:45
    金〜日 9:30〜18:00
  • 定休日
    月曜日
  • 価格帯
    2,800円程度

リュクサンブール公園

パリ6区に位置する広大で美しい庭園で、17世紀にマリー・ド・メディチによって造園されました。

公園内にはフランス式の整然とした花壇、噴水、彫像、そして池があり、地元の人々や観光客に散策やピクニックの場として親しまれています。

また、園内にはリュクサンブール宮殿があり、現在はフランス上院として使用されているため、歴史的建築と庭園美を同時に楽しめます。

公園は四季折々の美しさを見せ、春には色とりどりの花が咲き誇り、秋には木々が紅葉し、訪れる人々を魅了します。

さらに、子ども向けの遊具や小舟を浮かべられる池、カフェなどもあり、家族連れや学生、カップルなど幅広い層が訪れます。

パリ市民の日常生活と歴史的景観を同時に味わえる、都会のオアシスとして欠かせない観光スポットです!

  • 住所
    Jardin du Luxembourg, 75006 Paris, フランス
  • 営業時間
    月〜日 8:00〜17:00
    *シーズンによって開園時間が変わるので注意!
  • 定休日
    無し
  • 入場料
    無料

ケ・ブランリ美術館

2006年に開館した比較的新しい美術館で、アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカ大陸の民族美術を専門としています。

パリ7区セーヌ川沿い、エッフェル塔のすぐ近くに位置し、建築家ジャン・ヌーヴェルによる独創的な建物と、外壁を覆う植物の庭園が印象的です。

館内には約35万点ものコレクションがあり、マスク、装飾品、衣装、宗教儀式の道具などが展示されています。展示は地域ごとに分かれており、それぞれの文化の多様性と独自性を感じられる構成です。

また、音響や映像を活用した展示も多く、訪問者が楽しめるように工夫がされています。

異文化理解や世界の多様性に触れたい人にとって、必見のスポットといえると思います!

  • 住所
    37 Quai Jacques Chirac, 75007 Paris, フランス
  • 営業時間
    火・水 10:30〜19:00
    木   10:30〜22:00
    金〜日 10:30〜19:00
  • 定休日
    月曜日
  • 価格帯
    2,400円程度
    *調べた時に最安値のチケットがTrip.comだったので、リンクを載せておきます!

ロダン美術館

フランスを代表する彫刻家オーギュスト・ロダン(1840–1917)の作品を収蔵・展示する美術館で、パリ7区ヴァレンヌ通りに位置します。

18世紀の邸宅「ビロン館」を利用しており、館内と庭園の両方で彼の代表作を鑑賞できるのが大きな魅力です。

館内には「地獄の門」の模型や「考える人」「カレーの市民」といった名作が展示され、彫刻だけでなく素描や写真、ロダンが収集した美術品も見られます。

また、広大な彫刻庭園には「地獄の門」や「考える人」が配置され、自然光の中で作品を堪能できる点が特徴です。

さらに、ロダンと親交のあったカミーユ・クローデルの作品も展示され、二人の芸術的関係を感じられる空間となっています。

落ち着いた雰囲気の庭園は散策スポットとしても人気で、都会の中で静かに芸術を味わえる場所です。ロダンの創作世界を深く体感できる、パリでも特に人気の高い美術館のひとつといえると思います!

  • 住所
    77 Rue de Varenne, 75007 Paris, フランス
  • 営業時間
    火〜日 10:00〜18:30
  • 定休日
    月曜日
  • 価格帯
    2,600円程度
    *調べた時に最安値のチケットがTrip.comだったので、リンクを載せておきます!

国立自然史博物館

パリ5区ジャルダン・デ・プラント(植物園)内に広大な敷地を持つフランスの代表的な科学博物館。

17世紀に王立薬草園として始まり、今日では動植物学、鉱物学、古生物学、人類学など幅広い分野を網羅する学術機関となっています。

特に人気なのは「進化大陳列館(Grande Galerie de l’Évolution)」で、壮大なホールに動物の剥製や骨格標本が多数展示され、自然界の多様性と進化の歴史を迫力ある形で体感できます。

さらに恐竜の化石や鉱物コレクション、人類の進化を解説する展示など、子どもから研究者まで幅広い層に対応した内容が魅力です。

また、隣接する植物園では四季折々の植物を観察でき、動物園も併設されているため、一日を通して自然科学を学び楽しめる環境が整っています。学術的価値が高い一方で、展示はビジュアル的にも魅力的に構成されていて、家族連れや観光客にも人気のスポットです!

  • 住所
    57 Rue Cuvier, 75005 Paris, フランス
  • 営業時間
    月   10:00〜18:00
    水〜日 
  • 定休日
    火曜日
  • 価格帯
    1,600円程度

クリュニー美術館

パリ5区にある中世美術を専門とした博物館で、正式名称は「中世美術館(Musée national du Moyen Âge)」。

15世紀に建てられたクリュニー修道院長邸を利用しており、ローマ浴場跡とゴシック建築が融合した独特の雰囲気が特徴です。

館内にはステンドグラス、彫刻、金銀細工、写本、家具など中世ヨーロッパの貴重な芸術品が数多く展示されていますが、特に有名なのが「貴婦人と一角獣」のタピスリーです。これは中世美術の最高傑作の一つとされ、6枚の連作が織りなす幻想的な世界観は多くの来館者を魅了しています。

また、建物の地下には紀元3世紀のローマ浴場跡が残されており、古代と中世の歴史が同時に体感できる点も他にはない魅力です。美術館は近年リニューアルされ、展示がさらに見やすくなっています。

中世の文化や美術に関心のある人はもちろん、パリの歴史的建築を楽しみたい人にもおすすめのスポットです!

  • 住所
    28 Rue du Sommerard, 75005 Paris, フランス
  • 営業時間
    火〜日 9:30〜17:45
  • 定休日
    月曜日
  • 価格帯
    2,100円程度

マイヨール美術館

20世紀を代表する彫刻家・画家のアリスティド・マイヨール(1861–1944)の作品を中心に展示する美術館で、パリ7区に位置しています。

マイヨールは、女性の身体を理想化しつつも、豊満で落ち着いたフォルムを特徴とする彫刻で知られ、ロダン以降の近代彫刻の新たな方向性を示した芸術家です。

美術館は、彼の弟子であり長年の協力者だったディナ・ヴェルニによって設立。館内には彫刻だけでなく、素描や絵画、装飾芸術に至るまで幅広い作品が展示されており、マイヨール芸術の全体像を知ることができます。

また、マイヨールの作品だけでなく、20世紀以降のアートを紹介する特別展も積極的に開催されており、現代美術との対話が生まれる場ともなっています。

建物自体は歴史のある邸宅を改装したもので、クラシカルな雰囲気とモダンな展示が融合した空間も魅力です。彫刻や近代美術に興味のある人はもちろん、落ち着いた環境でアートをじっくり鑑賞したい人におすすめのスポットだと思います!

  • 住所
    59-61 Rue de Grenelle, 75007 Paris, フランス
  • 営業時間
    月・火 10:30〜18:30
    水   10:30〜22:00
    木〜日 10:30〜18:30
  • 定休日
    無し
  • 価格帯
    2,900円程度

City of Fashion and Design

パリ13区のセーヌ川沿いにある文化施設で、ファッションやデザイン、アート、ライフスタイルに特化した複合空間です。

2008年に誕生したこの建物は、倉庫を改装し、緑色の波状のファサードを持つ革新的なデザインで知られています。

館内ではファッションショーや展示会、デザイン関連のイベントが開催され、特にデザイナーや学生たちの作品発表の場として注目されています。

また、レストランやクラブ、ルーフトップバーも併設されており、日中は芸術鑑賞、夜はナイトライフを楽しめる便利な場所です。

入場自体は無料で、企画展や特別イベントの際には別途料金がかかる場合があります。

セーヌ川を望む立地とユニークな建築はフォトスポットとしても人気で、観光とカルチャー体験を同時に楽しみたい人におすすめです!

  • 住所
    34 Quai d’Austerlitz, 75013 Paris, フランス
  • 営業時間
    月〜日 10:00〜0:00
  • 定休日
    無し

ブールデル美術館

フランスの彫刻家アントワーヌ・ブールデル(1861-1929)のアトリエ兼住居を元に開設された美術館で、パリ15区に位置します。

ブールデルはロダンの弟子でありながら独自の力強い作風を確立し、近代彫刻の重要人物として知られています。

美術館では、代表作「弓を引くヘラクレス」をはじめとする大規模な彫刻や石膏像、デッサン、模型など、彼の多岐にわたる作品を間近で鑑賞できます。

特に中庭や庭園には大きな彫像が配置され、自然光の下で鑑賞できる点が魅力的。

館内は当時のアトリエの雰囲気がそのまま残されており、芸術家の日常と創作の場を感じられる貴重な空間となっています。

比較的規模はコンパクトですが、無料で入館できるため、観光客にも地元住民にも親しまれています。

パリの中心部から少し離れている分、静かな環境でゆっくりと芸術を味わえる点も大きな魅力で、彫刻やアトリエ文化に興味のある人にはぜひ訪れてほしいスポットです!

  • 住所
    18 Rue Antoine Bourdelle, 75015 Paris, フランス
  • 営業時間
    火〜日 10:00〜18:00
  • 定休日
    月曜日
  • 価格帯
    無料
    *企画展は有料

Grande Mosquée de Paris

パリ5区にあるグランド・モスク・ド・パリは、1926年に完成したフランス最大級のイスラム教モスクで、スペイン・ムーア様式を取り入れた壮麗な建築が特徴です。

第一次世界大戦で戦ったイスラム兵士を慰霊する目的で建設され、フランスにおける宗教的・文化的な多様性を象徴する存在となっています。

高さ33メートルのミナレット(尖塔)が空にそびえ立ち、内部には幾何学模様のタイル装飾や繊細なアラベスクが施され、異国情緒あふれる空間が広がります。中庭には噴水や美しい庭園があり、訪れる人々に安らぎを与えます。

また、敷地内にはティーハウスやレストランが併設されており、ミントティーや北アフリカの伝統菓子を味わえるのも魅力です。宗教施設でありながら、文化交流の場としても広く開放されており、パリにおけるイスラム文化を身近に体験できる貴重なスポットです!

  • 住所
    2bis Pl. du Puits de l’Ermite, 75005 Paris, フランス
  • 営業時間
    月   9:00〜20:00
    火〜木 9:00〜18:00
    土・日 9:00〜18:00
  • 定休日
    金曜日
  • 入場料
    500円程度

サン=シュルピス教会

パリ6区にあるフランスで2番目に大きな教会で、その堂々としたバロック様式の建築が特徴です。

1646年に建設が始まりましたが、完成までに100年以上を要したため、異なる建築様式が混在する独特の外観を持っています。

特に正面の双塔は左右非対称で、未完成ながらも力強い印象を与えます。内部は広大な身廊と壮麗な装飾に包まれ、ドラクロワによる壁画《ヤコブと天使の闘い》など芸術的価値の高い作品が多数残されています。

また、18世紀に設置された「グノモン(日時計)」が有名で、冬至や夏至を示すために使われた科学的遺産として注目を集めています。さらに、ダン・ブラウンの小説『ダ・ヴィンチ・コード』に登場したことで世界的な知名度を得ました。

宗教的、芸術的、文学的に多彩な魅力を持つサン=シュルピス教会は、パリ観光において外せない名所のひとつです。

  • 住所
    2 Rue Palatine, 75006 Paris, フランス
  • 営業時間
    月〜日 8:00〜19:45
  • 定休日
    無し
  • 入場料
    無料

サン=ジェルマン=デ=プレ教会

パリ6区に位置するパリ最古級の教会で、西暦6世紀にメロヴィング朝のクロヴィス王によって創建されました。

中世には修道院として栄え、パリの宗教・学問・文化の中心的存在でした。度重なる戦火や革命を乗り越えた結果、現在の姿はロマネスク様式とゴシック様式が融合した独特の趣を持っています。

特に鐘楼はパリ最古のものとされ、その重厚な雰囲気が歴史を物語ります。内部は荘厳なアーチやステンドグラスに彩られ、静謐で神聖な空気が漂います。

また、周辺エリアであるサン=ジェルマン=デ=プレ地区は20世紀にサルトルやボーヴォワール、ヘミングウェイなど知識人や芸術家たちが集った場所としても有名です。

現在もカフェやギャラリーが多く立ち並び、知的で芸術的な雰囲気を楽しめるスポットとして多くの観光客を魅了しています。

  • 住所
    3 Pl. Saint-Germain des Prés, 75006 Paris, フランス
  • 営業時間
    月   9:30〜20:00
    火〜金 7:30〜20:00
    土   8:30〜20:00
    日   9:30〜20:00
  • 定休日
    無し
  • 入場料
    無料

パンテオン

パリ5区カルティエ・ラタンに位置する新古典主義建築の壮大な建物で、フランスを代表する偉人たちが眠る霊廟です。

もともとは聖ジュヌヴィエーヴに捧げられた教会として18世紀に建設されましたが、フランス革命後に国の偉人を祀る記念堂として改装されました。

内部にはルソー、ヴォルテール、ヴィクトル・ユゴー、エミール・ゾラ、マリー・キュリーといった著名人の墓があり、フランスの歴史と文化の重厚さを感じさせます。

建物はギリシャ神殿を思わせるコリント式の列柱と巨大なドームが特徴で、内部にあるフーコーの振り子は地球の自転を示す科学的実験としても知られています。

丘の上に建つため眺望も素晴らしく、パリ市街を一望できます。

パンテオンは、宗教建築、美術、歴史、科学の要素が融合した場所であり、フランス精神の象徴として多くの人々に訪れられています!

  • 住所
    Pl. du Panthéon, 75005 Paris, フランス
  • 営業時間
    月〜日 10:00〜18:30
  • 定休日
    無し
  • 入場料
    2,500円程度
    *公式サイトとTrip.comを比較して購入するのがおすすめ!

ムフタール通り(Rue Mouffetard)

パリ5区にある歴史ある商店街で、パリでも最古級の通りのひとつとされています。

古代ローマ時代から続く街道を起源とし、中世以降は活気ある市場通りとして発展してきました。

現在も食料品店やチーズ店、ベーカリー、ワインショップなどが軒を連ね、地元の人々の生活を支えています。

特に朝のマルシェ(市場)は新鮮な野菜や果物、花々で賑わい、観光客にも人気です。

また、小さなカフェやレストランも多く、伝統的なフランス料理や世界各国の料理を楽しむことができます。

石畳の路地や歴史的建物が続く通りを歩くと、パリの日常生活に溶け込んだ雰囲気を感じることができます。

華やかな観光地とは異なり、生活感と歴史が共存するムフタール通りは、素朴で温かい魅力を持ち、パリのもうひとつの顔を体験できる場所です!

  • 住所
    Rue Mouffetard, 75005 Paris, フランス

アンヴァリッド廃兵院

パリ7区に位置する壮麗な建築群で、17世紀にルイ14世の命によって建設されました。

もともとは戦争で負傷した兵士たちのための病院兼療養施設として設立され、当時のフランスがいかに軍事大国であったかを示す象徴的な存在となっています。

広大な敷地には礼拝堂や回廊が配置され、特に目を引くのは黄金のドームをいただく壮麗な教会「ドーム教会」です。この教会の地下には、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトの大きな石棺が安置されており、世界中の観光客や歴史好きが訪れる聖地のような場所になっています。

また、敷地内には軍事博物館が併設されており、武具や大砲、戦争に関する豊富なコレクションを鑑賞できます。

歴史的な荘厳さとフランス軍事史の重みを同時に体験できるアンヴァリッド廃兵院は、単なる観光地ではなく、フランスの誇りと記憶が息づく場所と言えるでしょう。

  • 住所
    Hôtel des Invalides, 75007 Paris, フランス
  • 営業時間
  • 定休日
    無し
  • 入場料
    無料
    *博物館などに入場する場合は入場券が必要

軍事博物館

アンヴァリッド(廃兵院)の中に位置するフランス随一の軍事史博物館で、1670年にルイ14世の命で創設された建物を利用しています。

館内には中世から20世紀に至るまでの武器、甲冑、大砲、軍服などが展示され、フランスおよびヨーロッパの軍事史を体系的に理解することができます。

特にナポレオン1世に関する展示は充実しており、彼が使用した軍装品や肖像画、戦略地図などを通してその人物像を間近に感じられます。

さらに、博物館の敷地内にはナポレオンの墓が安置されており、荘厳なドーム教会は訪問者に強い印象を与えます。

展示は単なる武力の歴史にとどまらず、戦争と社会、技術革新の関わりも示しており、学術的価値も高い施設です。歴史好きだけでなく、ヨーロッパ文化や政治史に関心がある人にもおすすめの場所です!

  • 住所
    129 Rue de Grenelle, 75007 Paris, フランス
  • 営業時間
    月〜日 10:00〜18:00
  • 定休日
    無し
  • 価格帯
    3,000円程度

アレクサンドル3世橋

パリで最も美しい橋のひとつとされる壮麗な建築で、セーヌ川にかかり、シャンゼリゼ通りとアンヴァリッド廃兵院を結んでいます。

1900年のパリ万国博覧会に合わせて完成し、ロシア皇帝アレクサンドル3世にちなんで名付けられました。

この橋はフランスとロシアの友好の象徴であり、建築技術と芸術性が融合した傑作とされています。

装飾は豪華そのもので、金色に輝くペガサスの像や優雅な街灯、アール・ヌーヴォー風の彫刻が橋を彩り、歩く人々を魅了します。

セーヌ川越しにエッフェル塔やグラン・パレを望む景観はまさに絵画のようで、写真撮影の名所としても大変人気があります。

特に夜にはライトアップされ、橋全体が幻想的に輝き、ロマンティックな雰囲気に。

アレクサンドル3世橋は、芸術、歴史、景観が三位一体となったパリ観光のハイライトのひとつであり、訪れる人々の記憶に深く刻まれるスポットです!

  • 住所
    Pont Alexandre III, 75008 Paris, フランス

カタコンブ・ドゥ・パリ

パリの地下に広がる全長約200km以上の地下墓地の一部を公開した観光名所。

18世紀末、パリ市内の墓地が過密状態となり衛生問題が深刻化したため、余剰となった遺骨をこの地下採石場跡に移送したことが始まりです。

現在公開されているのは全体のごく一部ですが、壁一面に人骨や頭蓋骨が整然と積み上げられた光景は圧巻で、訪れる人に強烈な印象を与えます。

薄暗い通路と独特の静けさの中で感じる空気は、単なる恐怖を超えた「死と生」への思索を促す空間でもあります。

観光地として人気が高く、入場には行列ができることも多いですが、地上の華やかなパリとはまったく異なるもうひとつの姿を垣間見ることができる貴重な体験が得られます。

  • 住所
    1 Av. du Colonel Henri Rol-Tanguy, 75014 Paris, フランス
  • 営業時間
    火〜日 9:45〜20:30
  • 定休日
    月曜日
  • 入場料
    5,500円程度

パラディ・ラタン

パリ5区カルティエ・ラタンに位置する歴史あるキャバレーで、1803年にナポレオン・ボナパルトの命で建てられた劇場を起源としています。

その後、19世紀に再建され、建築家エッフェルによって現在の劇場が設計されました。華やかなシャンデリアやステンドグラスが輝く内装は、訪れる人を非日常の世界へと誘います。

舞台ではフレンチ・カンカンをはじめとする伝統的なショーが繰り広げられ、歌やダンス、アクロバットが融合したエネルギッシュな演出が魅力です。

また、ディナーショーの形式をとっており、美食と華やかなステージを一度に堪能できるのも大きな特徴です。

観客参加型の演出も多く、パリらしい夜の楽しみを体験できるキャバレーとして長く愛されています!

  • 住所
    28 Rue du Cardinal Lemoine, 75005 Paris, フランス
  • チケット料金
    5,300円程度〜

ル・カヴォー・ドゥ・ラ・ユシェット

パリ5区サン=ミッシェル地区にある歴史的なジャズクラブで、1946年にオープンしました。

中世の地下室を改装した独特の雰囲気を持ち、石造りの壁とアーチが広がる空間でジャズの生演奏を楽しめるのが魅力です。

開店以来、ルイ・アームストロングやシドニー・ベシェなど、世界的ジャズアーティストたちが演奏してきた伝説的な場所として知られています。

現在も毎晩ジャズバンドによるライブが行われ、訪れた人々はダンスフロアでスイングを踊りながら音楽に浸ることができます。

パリの夜を象徴するスポットの一つで、映画『ラ・ラ・ランド』にも登場したことから観光客にも再び注目を集めています。

音楽と歴史が交差する、活気あふれるナイトライフの名所です!

  • 住所
    5 Rue de la Huchette, 75005 Paris, フランス
  • 営業時間
    月〜木 21:00〜2:00
    金・土 21:00〜4:00
    日   21:00〜2:00
  • 定休日
    無し
  • チケット料金
    2,500円程度〜

サンジェルマン大通り(Bd Saint-Germain)

パリ左岸のサン=ジェルマン=デ=プレ地区を横切る有名な大通りで、全長3.5kmにわたり歴史的建築や老舗カフェ、ブティックが並んでいます。

17世紀以降、文化人や知識人が集う左岸の中心地として発展し、20世紀にはジャン=ポール・サルトルやシモーヌ・ド・ボーヴォワールなど多くの哲学者・作家・芸術家が集ったことでも知られています。

特に「カフェ・ド・フロール」や「レ・ドゥ・マゴ」など、文学史に名を残すカフェは今も人気で、観光客が当時の雰囲気を味わいに訪れます。

通り沿いにはブティックや書店、ギャラリーが立ち並び、ショッピングや散策に最適です。

石畳や歴史的建築物が連なる景観は左岸の気品を象徴しており、カルチエ・ラタンやノートルダム大聖堂など周辺の名所へのアクセスも便利。芸術と知性の香りを感じられる大通りです!

  • 住所
    Bd Saint-Germain, Paris, フランス

トゥール・モンパルナス

パリ15区モンパルナス地区にそびえる高さ約210メートルの超高層ビルで、1973年に完成しました。

パリ中心部では珍しい現代的な高層ビルとして、その外観は賛否両論ありつつも、最上階の展望台からはパリ市街を360度一望できることで人気があります。

特にエッフェル塔やセーヌ川、サクレ・クール寺院など、パリを象徴する建築物を同時に眺められる貴重なスポットです。

昼間は街全体のパノラマを、夕暮れや夜にはライトアップされたエッフェル塔や街のイルミネーションを楽しむことができます。

展望階にはカフェや写真スポットも整備され、観光客がゆったり過ごせる空間となっています。

また周囲のモンパルナス地区は芸術家ゆかりのカフェやクレープ店、劇場などが集まる文化的エリアとしても有名で、散策にもぴったりです!

  • 住所
    33 Av. du Maine, 75015 Paris, フランス
  • 営業時間
    夏期(4月〜9月)
     月〜日 9:30〜23:30
    冬期(10月〜3月)
     月〜木 9:30〜22:30
     金・土 9:30〜23:00
     日   9:30〜22:30
  • 定休日
    無し
  • 入場料
    3,500円程度〜
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パリ植物園

フランス国立自然史博物館に属する17世紀創設の歴史ある植物園で、科学と自然の教育を目的として整備されました。

広大な敷地には色とりどりの花壇、樹齢を重ねた大木、温室が点在し、世界中の珍しい植物や薬草が展示されています。

また園内には自然史博物館のギャラリーや鉱物学・古生物学関連の展示館も併設されており、単なる庭園ではなく総合的な学びの場となっています。

四季折々に表情を変える美しい景観は市民や観光客に憩いを与え、特に春や夏には色鮮やかな花々が咲き誇り散策に最適です。

学術的な価値と美的な魅力を併せ持つこの植物園は、自然と人間の関わりを感じ取れる特別なスポットです!

  • 住所
    Jardin des Plantes, 75005 Paris, フランス
  • 営業時間
    月〜日 7:30〜20:00
  • 定休日
    無し
  • 入場料
    無料
    *博物館などの施設への入場は有料

パリ植物園付属動物園

1794年に設立された世界最古級の動物園のひとつ。フランス革命期に動物が集められたことを起源とし、以来200年以上の歴史を持つ貴重な施設です。

敷地はそれほど広くないものの、歴史的建築物と動物展示が融合しており、他の動物園にはない独特の趣を楽しめます。

現在では小型哺乳類、鳥類、爬虫類などが飼育され、希少種の保存や教育活動にも力を入れています。

古風な檻やレンガ造りの展示館が残る一方で、現代の飼育環境改善にも取り組み、過去と現在を繋ぐ動物園として独自の魅力を発揮しています。

華やかさでは大規模なパリ動物園に譲るものの、歴史と学術性、そして親しみやすさが感じられるスポットです!

  • 住所
    57 Rue Cuvier, 75005 Paris, フランス
  • 営業時間
    月〜日 10:00〜18:00
  • 定休日
    無し
  • 入場料
    2,300円程度

パリの記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!

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