ルーブル美術館を訪れる際に一緒に行きたい観光スポットを厳選!
パリ1〜4区は、世界的に有名な美術館や教会、歴史的な広場が集まっていて、歩くだけでもアートや歴史を感じられる場所。
ルーブル美術館からすぐのチュイルリー公園でピクニックをしたり、セーヌ川沿いをのんびり散歩したり、ちょっと足を延ばせばノートルダム大聖堂やマレ地区のカフェ街にも行けちゃいます。
観光だけでなく、雑貨ショップやおしゃれなパティスリーも充実していて、旅の途中での寄り道も楽しい!
今回の記事では、ルーブル美術館を中心に、徒歩圏内で楽しめる21の人気観光スポットをピックアップ。
パリらしさ満点のエリアを是非楽しんでもらえたら嬉しいです!
では、まず最初に、今回の前提条件ですが、、、
- 今回は「観光スポット」に焦点を置いて、21箇所紹介しています。
- 種類ごと「王道観光地」「美術館・博物館」「公園・庭園」「広場」「ショー・ジャズ」「その他」に分けて、分かりやすくまとめています。
- パリの「1区・2区・3区・4区」を対象地域としています。
パリ1〜4区の記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!
王道観光地
ルーヴル美術館
ルーヴル美術館は、世界最大級かつ最も有名な美術館。かつて王宮として使用されていた壮麗な建物を利用し、1793年に美術館として開館しました。
所蔵点数は38万点以上、そのうち常設展示は約35,000点に及び、先史時代から19世紀までの人類の美術遺産を網羅しています。
古代エジプトやギリシャ・ローマの遺物、中世・ルネサンス期の絵画、イスラム美術、工芸品まで幅広く、訪問者は世界文化の縮図を一度に体感できます。
代表作としては、ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」、ミロの「ヴィーナス」、サモトラケの「ニケ」などが特に有名で、世界中の観光客がこれらを一目見ようと訪れます。
1990年代に完成したガラスのピラミッドはルーヴルの新たなシンボルとして親しまれ、古典と現代が調和する空間を演出しています。圧倒的な規模と質を誇るルーヴルは、美術愛好家のみならず、初めてパリを訪れる人にとって必ず足を運びたい場所です!
- 住所
Rue de Rivoli, 75058 Paris, France - 営業時間
月 9:00〜18:00
水 9:00〜21:00
木 9:00〜18:00
金 9:00〜21:00
土・日 9:00〜18:00 - 定休日
火曜日 - 価格帯
3,900円程度
ポンピドゥー・センター
パリ4区に位置する現代・現代美術の殿堂であり、1977年に開館しました。
外観は「内外逆転」をテーマに設計され、建物の外にカラフルな配管やエスカレーターがむき出しになった斬新なデザインは、建築そのものがアート作品として国際的に高い評価を受けています。
館内の「国立近代美術館」には、20世紀から21世紀にかけての豊富なコレクションが収蔵され、ピカソ、マティス、カンディンスキー、デュシャン、ウォーホルといった巨匠から、現代アーティストの挑戦的な作品まで幅広く展示されています。
また、企画展は常に革新的で、映像やデジタルアートを取り入れるなど、時代の最先端を体感できるのが特徴です。
さらに、館内には図書館、映画館、音響研究施設も併設され、学術的にも文化的にも重要な拠点となっています。
屋上からはパリ市街を一望できるため、観光スポットとしても人気が高く、芸術と建築、都市景観を同時に楽しめる場所です!
- 住所
Place Georges-Pompidou, 75004 Paris, フランス - 営業時間
改装工事中 - 定休日
無し - 価格帯
ー
チュイルリー庭園
ルーヴル美術館とコンコルド広場の間に広がる、パリで最も有名な歴史的庭園のひとつ。
16世紀、カトリーヌ・ド・メディシスの命によって造園され、その後17世紀に造園家ル・ノートルによってフランス式庭園として整備されました。
整然とした花壇、長い並木道、シンメトリーを重視したデザインはフランス式造園の典型であり、今日でもその美しさを保っています。
園内には池や彫刻、噴水が配置され、歩くだけで美術館にいるような感覚を味わえます。
また、季節ごとに花が咲き誇り、春には鮮やかなチューリップ、夏には青々とした木々が訪れる人々を迎えます。
地元の人々にとっては散歩や日光浴の憩いの場であり、観光客にとってはルーヴル観光と合わせて楽しめるスポットです。
特に夕暮れ時には庭園越しにルーヴルや凱旋門を望む景色が美しく、芸術と自然が調和するパリらしい魅力を体感できます!
- 住所
フランス 〒75001 Paris - 営業時間
月〜日 7:00〜21:00 - 定休日
無し - 入場料
無料
ノートルダム大聖堂
パリのシテ島に位置するフランス・ゴシック建築の最高傑作であり、12世紀から14世紀にかけて建設されました。
壮大なファサードに並ぶ彫像やバラ窓は、信仰と芸術が融合した中世ヨーロッパの象徴といえます。
内部には高さ35メートルの身廊が広がり、荘厳なステンドグラスから差し込む光が幻想的な雰囲気を演出します。
また、ヴィクトル・ユーゴーの小説『ノートルダム・ド・パリ』でも知られ、文化的にも大きな影響を与えました。
2019年に火災で大きな被害を受けましたが、再建工事が進められており、復活を待ち望む声が世界中から寄せられています。
鐘楼に上ると、ガーゴイル越しにパリ市街を一望でき、セーヌ川やエッフェル塔まで見渡せる絶景が広がります。
宗教的な意味合いだけでなく、歴史・建築・文学を象徴する大聖堂として、パリ観光に欠かせない存在です!
- 住所
6 Parvis Notre-Dame – Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris, フランス - 営業時間
月〜水 7:30〜19:00
木 7:30〜22:00
金 7:30〜19:00
土・日 8:15〜19:30 - 定休日
無し - 入場料
無料
*宝物館などの一部エリアは有料
ポンヌフ
ポンヌフは「新しい橋」という名前を持ちながら、実はパリに現存する最古の橋で、16世紀末から17世紀初頭にかけて建設されました。
シテ島の西端を横断するように架けられ、セーヌ川の右岸と左岸を結ぶ重要な交通路となっています。
特徴的なのは、橋の両側に設けられた張り出し部分で、人々が休憩したり景色を眺めたりできるよう設計されています。
完成当時、橋の上に家屋が建てられていなかったことも革新的で、開放的な眺望を提供するデザインとして注目されました。
現在では、石造りのアーチと歴史的な装飾がそのまま残され、夜にはライトアップされてロマンチックな雰囲気を漂わせます。
また、橋の中央にはアンリ4世の騎馬像が置かれ、歴史を感じさせるランドマークとなっています。セーヌ川クルーズの発着点としても人気があり、散策や写真撮影にぴったりの観光スポットです!
- 住所
Pont Neuf, 75001 Paris, フランス - 営業時間
24時間営業 - 定休日
無し - 入場料
無料
美術館・博物館
オランジュリー美術館
パリのチュイルリー庭園内に位置し、特にクロード・モネの大作「睡蓮(Les Nymphéas)」を所蔵することで世界的に有名です。
建物を改装して1927年に美術館として開館し、印象派からポスト印象派の名作を多く展示しています。モネ自身が設計に関わった円形の展示室は自然光が降り注ぎ、巨大な「睡蓮」連作を囲むように配置され、まるで水面に包まれるような没入体験を提供してくれます。
また、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアーニなど、20世紀初頭を代表する芸術家の作品も鑑賞することができ、質の高さとバランスの取れたコレクションが魅力です。
比較的コンパクトな館内は短時間で充実した鑑賞が可能で、ルーヴルやオルセーと並ぶ「印象派の三大拠点」として観光客から人気を集めています。特に印象派に関心がある人にとっては必見の美術館です!
- 住所
Jardin des Tuileries, 75001 Paris, フランス - 営業時間
月 9:00〜18:00
水〜日 9:00〜18:00 - 定休日
火曜日 - 価格帯
2,000円程度
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Musée de l’Illusion Paris
視覚や感覚を刺激する体験型の美術館で、家族連れや若者を中心に人気を集めています。
ここでは、単なる作品鑑賞ではなく、来館者自身が「参加」し、目の錯覚や感覚の不思議を楽しむことができます。
展示内容は、立体的に見える平面アートや、鏡を利用したインスタレーション、逆さまの部屋、果てしなく続くように見える空間など、多彩な仕掛けで構成されており、科学とアートを融合させたユニークな空間が広がっています。
また、写真映えするスポットが多数用意されており、訪問者がSNSにシェアすることで話題性を高めています。
子どもから大人まで直感的に楽しめるため、教育的要素とエンターテインメントが両方あるのがポイント。
芸術鑑賞が苦手な人でも気軽に楽しめる新感覚スポットとして注目を浴びています!
- 住所
98 Rue St Denis, 75001 Paris, フランス - 営業時間
月〜水 10:00〜21:00
木〜土 10:00〜22:00
日 10:00〜21:00 - 定休日
無し - 価格帯
3,300円程度
ピカソ美術館
20世紀美術を代表する巨匠パブロ・ピカソ(1881–1973)の作品を中心に収蔵・展示する美術館で、パリ3区マレ地区の17世紀建築「サレ館」を利用しています。
館内には絵画だけでなく、彫刻、素描、版画、陶器、さらには彼の私的コレクションまで含まれ、総数5,000点以上の膨大な資料を所蔵しています。
ピカソの芸術活動は非常に幅広く、多様なスタイルを試みてきましたが、この美術館ではその全貌を体系的にたどることができます。特にキュビスムの発展を示す作品群や、晩年の自由奔放な表現は見どころです。
また、ピカソが収集したセザンヌやマティス、ルドンなど他の芸術家の作品も展示されており、彼の芸術的交流や影響関係を知る手がかりとなります。
美術館は2014年に大規模改修を終え、展示空間が広がり、作品をより快適に鑑賞できるようになりました。ピカソを愛する人はもちろん、20世紀美術全体に関心がある人にとっても充実した体験が得られる場所です!
- 住所
5 Rue de Thorigny, 75003 Paris, フランス - 営業時間
火〜日 9:30〜18:00 - 定休日
月曜日 - 価格帯
2,800円程度
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カルナヴァレ美術館
パリ3区マレ地区にある市立美術館で、「パリの歴史美術館」として知られています。
16世紀の貴族邸宅を利用した建物には、パリの歴史を物語る膨大な資料や芸術品が展示されています。
先史時代からフランス革命、19世紀の大改造、そして20世紀に至るまでの都市の変遷を幅広く紹介しており、絵画、彫刻、装飾芸術、写真、文書、看板など多様なコレクションを楽しむことができます。
特に革命期の展示は充実しており、マリー・アントワネットの遺品や革命に関連する絵画・記録類が観覧できるのは大きな見どころです。
また、作家プルーストの部屋を再現した展示や、19世紀パリの街並みを伝える資料もあり、文学や都市文化に関心のある人にも人気があります。
2021年に大規模リニューアルを経て展示空間が刷新され、より分かりやすく魅力的に生まれ変わりました。
入場料は無料で、観光客だけでなく地元市民にも愛されるスポットです!
- 住所
23 Rue de Sévigné, 75003 Paris, フランス - 営業時間
火〜日 10:00〜18:00 - 定休日
月曜日 - 価格帯
無料
パリ装飾美術館
ルーヴル美術館の西翼に位置する美術館で、工芸、デザイン、ファッション、グラフィックアートなど幅広い装飾芸術を専門としています。
1864年に設立され、フランスの装飾芸術の保存・発展を目的に膨大なコレクションを築き上げてきました。
館内には中世から現代に至るまでの家具、陶磁器、ガラス、宝飾品、テキスタイル、ポスター、デザイン作品など15万点以上が所蔵され、時代ごとの生活様式や美意識の変遷をたどることができます。
特にアール・ヌーヴォーやアール・デコ期の展示は、豪華で洗練された装飾の美を存分に味わえるエリアとして人気です。
しばしば開催される特別展では、デザイナーやブランドに焦点を当てた企画が行われ、ファッション業界や観光客から高い注目を集めています。装飾芸術を通して美の多様性を体感できる、文化的にも学術的にも価値の高い美術館です!
- 住所
107 Rue de Rivoli, 75001 Paris, フランス - 営業時間
火・水 11:00〜18:00
木 11:00〜21:00
金〜日 11:00〜18:00 - 定休日
月曜日 - 価格帯
2,600円程度
ショコラ博物館
パリ10区にあるチョコレートの歴史と文化を紹介する博物館で、子どもから大人まで楽しめる体験型スポットです。
館内では、古代マヤやアステカ時代から現代に至るまでのカカオとチョコレートの歴史が紹介され、貴重な資料や展示品を通してチョコレートの魅力を学ぶことができます。
特に人気なのは、チョコレート職人による実演で、目の前でチョコを扱う技術を見学でき、出来立てを試食できることも大きな魅力です。また、館内にはや子ども向けのクイズラリーもあり、家族連れにも親しまれています。
見学後にはミュージアムショップで種類豊富なチョコレート製品を購入でき、お土産選びにも最適。
有料施設ではありますが、甘い香りに包まれながら学びと体験を同時に楽しめる、パリならではのユニークな博物館だと思います。
- 住所
28 Bd de Bonne Nouvelle, 75010 Paris, フランス - 営業時間
月〜日 10:00〜18:00 - 定休日
無し - 価格帯
3,200円程度
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公園・庭園
ヴァンセンヌの森
パリ東部に広がる約995ヘクタールの広大な森林公園で、かつては王室の狩猟場として利用されていました。
ナポレオン3世の時代に市民の憩いの場として整備され、現在ではパリ市民や観光客にとって自然を満喫できる人気スポットとなっています。
園内には湖や運河があり、ボート遊びやジョギング、サイクリングを楽しむ人々で賑わいます。
また、パリ動物園やトロピカル農業庭園、花々が咲き誇る植物園などもあり、観光的な魅力が満載。
さらに、ヴァンセンヌ城は中世の要塞として知られ、歴史的建築と緑豊かな自然が融合する点も見どころです。
休日にはピクニックや音楽フェスティバルも開催され、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間として愛されています。
広大な面積と多様な施設を誇るヴァンセンヌの森は、自然、歴史、レジャーが一体となったパリ東部のおすすめ観光スポットです!
- 住所
Rte de la Pyramide, 75012 Paris, フランス - 営業時間
月〜日 9:30〜20:00 - 定休日
無し - 入場料
無料
*施設への入場は有料
パリ花公園
ヴァンセンヌの森の一角に位置する植物園兼公園で、自然と芸術、そして市民の憩いを融合させたスポットとして知られています。
1969年にパリ国際花博覧会の会場として整備され、その後市民や観光客に開放されました。
園内には四季折々の花々が咲き誇り、特に春のチューリップや秋のダリアの展示は圧巻で、花好きの人々を惹きつけます。盆栽や蘭などの展示スペースも充実しており、植物学的にも興味深い内容が揃っています。
また、子供向けの遊具やミニゴルフ場、噴水などもあり、家族連れにも人気です。夏には野外コンサートやジャズフェスティバルが開催され、自然の中で音楽を楽しむ贅沢なひとときを提供してくれます。
美しい庭園と文化的イベントが共存するパリ花公園は、観光客にとって花と緑に包まれながらリラックスできる貴重なスポットです!
- 住所
Rte de la Pyramide, 75012 Paris, フランス - 営業時間
月〜日 9:30〜20:00 - 定休日
無し - 入場料
500円程度
*無料の期間があるので、公式HPをチェック!
ヴァンセンヌ城
パリ東部のヴァンセンヌの森に隣接する中世の城塞で、フランスにおける王権の歴史を伝える重要な建築物です。
12世紀に狩猟用の館として始まり、14世紀には要塞化されて王室の居城となりました。
高さ52メートルを誇る石造りの天守(ドンジョン)はヨーロッパ最大級で、堅牢な城壁や塔とともにその威容を今に伝えています。
歴代の王がこの城で暮らし、政治的な決定が下されただけでなく、時に牢獄としても利用され、ディドロやマルキ・ド・サドなど著名人も収監された歴史があります。
現在では一般公開され、ドンジョン内部や礼拝堂「サント=シャペル・ド・ヴァンセンヌ」を見学できます。周辺には広大な庭園や森林が広がり、歴史探訪と自然散策を一度に楽しめるのも魅力です。
ヴァンセンヌ城は、中世フランスの王権の栄華と影を象徴する貴重な文化遺産といえると思います。
- 住所
Av. de Paris, 94300 Vincennes, フランス - 営業時間
月〜日 10:00〜17:00 - 定休日
無し - 入場料
2,000円程度
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ベルシー公園
パリ12区にあるモダンな都市公園で、かつてワイン倉庫や倉庫街が広がっていた跡地を1990年代に再開発して誕生しました。
公園は「芝生広場」「花と庭園のエリア」「ワイン倉庫跡」など複数のゾーンに分かれ、それぞれ異なる魅力を楽しめます。
芝生広場は市民の憩いの場として人気で、ピクニックやジョギングを楽しむ人々でにぎわいます。一方、整形式庭園や四季折々の花々が咲くエリアは美しく、散策に最適です。
また、ワインの街としての歴史を伝える石造りの建物が残されており、過去と現代が調和するユニークな空間となっています。
さらに隣接するベルシー・ヴィラージュにはカフェやショップが並び、ショッピングや食事も楽しめます。
都会の中で自然と文化を融合させたベルシー公園は、地元の人々や観光客にとって心地よいリフレッシュの場となっています!
- 住所
128 Quai de Bercy, 75012 Paris, フランス - 営業時間
24時間営業 - 定休日
無し - 入場料
無料
パレ=ロワイヤル
ルーヴル美術館の北側に位置する歴史的建造物で、17世紀にリシュリュー枢機卿の邸宅として建設されました。
その後は王室や貴族の居住地となり、政治や社交の中心地として重要な役割を果たしました。
現在はフランス憲法院や文化省が入る官庁施設でありながら、観光名所としても広く知られています。
特に有名なのは中庭に設置されたダニエル・ビュランによる「黒と白の縞模様の円柱(コロネード)」で、現代アートと歴史建築が融合したユニークな景観を楽しめます。
また、回廊にはカフェやブティックが並び、優雅な雰囲気の中でショッピングや散策が可能です。
さらに、庭園は整形式で整えられ、噴水や四季折々の花々が訪れる人々を和ませています。政治・文化・芸術が交差するパレ=ロワイヤルは、パリの歴史と現代を同時に感じられる貴重な場所といえると思います!
- 住所
Domaine National du Palais-Royal, 75001 Paris, フランス - 営業時間
月〜日 8:30〜22:30 - 定休日
無し - 入場料
無料
広場
ヴォージュ広場
パリ4区マレ地区に位置する整形式庭園で、1612年にアンリ4世の命によって完成しました。
パリ最古の計画的広場であり、赤レンガと石造りの建物がアーケードで囲む景観は統一感があり、美しい都市デザインの先駆けとされています。
中央には噴水や芝生広場があり、市民や観光客が憩う場として親しまれています。この広場は文化人とのゆかりも深く、特に文豪ヴィクトル・ユゴーが広場の一角に住んでいたことでも知られます。
その邸宅は現在「ヴィクトル・ユゴー記念館」として公開され、彼の生涯や作品に触れることができます。
周囲のアーケードにはカフェやギャラリー、ブティックが並び、散策を楽しむのにも最適です。
歴史的な建築美と現代的な文化活動が共存するヴォージュ広場は、マレ地区観光の中心的存在であり、パリらしい優雅な雰囲気を堪能できる場所です!
- 住所
Pl. des Vosges, 75004 Paris, フランス
バスティーユ広場
フランス革命の象徴的な地として知られるパリの歴史的広場。かつてここには王権の圧政を象徴する牢獄「バスティーユ牢獄」が建っていましたが、1789年7月14日に市民が襲撃・破壊し、フランス革命の発端となりました。
この出来事を記念して現在の広場が整備され、中心には「七月革命記念柱(コロンヌ・ド・ジュイエ)」がそびえ立っています。柱の上には自由の象徴である「金の精霊像」が輝き、夜になるとライトアップされて幻想的な雰囲気を演出します。
周辺には「オペラ・バスティーユ」をはじめとする文化施設やカフェ、バーが立ち並び、歴史の重みを感じさせながらも活気あるエリアとなっています。
革命の舞台としての象徴、現代的な文化・娯楽の融合が見られるこの広場は、パリ観光において欠かせない名所のひとつです。
- 住所
Pl. de la Bastille, 75004 Paris, フランス
ショー・ジャズ
Cirque d’Hiver Bouglione
1852年に建設された歴史ある円形劇場で、パリ11区に位置しています。
その名の通り「冬のサーカス」を意味し、冷たい季節でも楽しめる常設サーカス小屋として誕生しました。
内部は馬蹄形の客席に囲まれた舞台を持ち、親密かつ迫力ある公演が特徴です。
ブグリオン家が世代を超えて運営してきたこの劇場は、クラシックなサーカス芸術の伝統を守りつつ、現代的な要素も取り入れており、アクロバットや動物芸、音楽、笑いが融合した舞台は老若男女を楽しませます。
歴史を感じさせる内装も見どころで、まるで19世紀にタイムスリップしたような雰囲気の中で観劇できるのが魅力。
エンターテインメントの原点ともいえる体験を求める観光客におすすめの場所です!
- 住所
110 Rue Amelot, 75011 Paris, フランス - チケット料金
3,900円程度〜
Le Duc des Lombards
パリの中心部シャトレ地区にある有名なジャズクラブで、1984年に創設されました。
シックで親密な雰囲気の中、地元の新進気鋭のアーティストから世界的なジャズミュージシャンまでが出演し、パリ随一のジャズスポットとして高い評価を得ています。
クラブは比較的小規模で、観客と演奏者の距離が非常に近いため、臨場感あふれる音楽体験が可能です。
プログラムは伝統的なジャズに加えて、ファンクやソウル、ワールドミュージックまで幅広く、多彩な音楽を楽しめます。
ドリンクや軽食とともに心地よい夜を過ごせるため、音楽好きの観光客にも人気があります。
深夜まで営業しており、パリの夜を彩る大人の遊び場として、ジャズファンにとって外せないスポットです!
- 住所
42 Rue des Lombards, 75001 Paris, フランス - 営業時間
月〜木 19:30〜0:00
金・土 19:30〜4:00 - 定休日
日曜日 - チケット料金
7,000円程度〜
*公演によって金額が異なる
*無料の場合もある
その他
ランビュトー通り(Rue Rambuteau)
パリ4区と3区をまたいで走る歴史ある通りで、ポンピドゥー・センターやレ・アール地区のすぐ近くに位置しています。
19世紀、当時の都市改造を推進したラング・ド・ランビュトー伯爵にちなんで名づけられ、古くから商業と市民生活の拠点として発展してきました。
現在は伝統的な食料品店、パン屋、チーズ専門店、カフェなどが並び、パリの日常を感じられる場所として観光客にも人気です。
特に週末には地元の人々でにぎわい、チーズやシャルキュトリ、焼きたてのパンを買い求める人々の姿が見られます。
周辺にはポンピドゥー・センターやマレ地区など観光名所も多く、散策しながら気軽に立ち寄れるのが魅力です。
歴史と現代の暮らしが調和するこの通りは、観光の合間に本物のパリの空気を味わえる絶好のスポットです!
- 住所
Rue Rambuteau, 75004 Paris, France
コンシェルジュリー
パリのシテ島に位置する歴史的建造物。もともとは10世紀頃に建てられた王宮の一部でした。
14世紀にパリ高等法院(パレ・ド・ジュスティス)へと転用され、フランス革命期には監獄として知られるようになります。
特にマリー・アントワネットが処刑前に幽閉されていた牢獄として有名で、現在でも彼女が過ごした独房が再現展示されています。重厚なゴシック様式のホールや尖塔、石造りの回廊は中世の面影を残し、歴史好きにはたまらない雰囲気。
パリ最古級の公共建築として世界遺産にも登録されており、内部の展示ではフランスの司法制度や革命期の歴史について学べます。
シテ島という観光の中心地にあるため、サント・シャペルやノートルダム大聖堂と合わせて訪れる観光客も多く、パリの激動の歴史を体感できるスポットです。
- 住所
2 Bd du Palais, 75001 Paris, フランス - 営業時間
月〜日 9:30〜18:00 - 定休日
無し - 入場料
2,300円程度
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サント・シャペル
シテ島に位置する13世紀のゴシック建築の礼拝堂で、フランス王ルイ9世がキリストの聖遺物を安置するために建立しました。
外観は比較的控えめですが、内部に足を踏み入れると高さ15メートルを超えるステンドグラスが壁一面に広がり、その壮麗さに圧倒されます。
15枚の大きな窓には旧約聖書と新約聖書の物語が細かく描かれ、光が差し込むとまるで万華鏡の中にいるような幻想的な空間が広がります。特に晴れた日の午前中や夕方には、青や赤の光が堂内を彩り、訪れる人々を魅了します。
フランス革命期には破壊の危機にさらされましたが、修復を経て今日までその美しさを保ち続けています。中世の信仰と芸術の粋が詰まったサント・シャペルは、ノートルダム大聖堂と並びパリを代表する宗教的建造物です!
- 住所
10 Bd du Palais, 75001 Paris, フランス - 営業時間
月〜日 9:00〜18:30 - 定休日
無し - 入場料
2,300円程度〜
パリ動物園
1934年に開園した歴史ある施設で、ヴァンセンヌの森に位置していることから「ヴァンセンヌ動物園」とも呼ばれています。
敷地は約14ヘクタールに及び、世界各地から集められた約200種の動物を自然に近い環境で展示しています。
園内は地理的エリアに基づいてゾーン分けされ、アフリカのサバンナ、アマゾンの熱帯雨林、ヨーロッパの森など、動物たちが本来の生息地に近い環境で過ごす姿を観察できます。
特にシンボルとなっている高さ65メートルの人工岩「グランド・ロック」は迫力があり、園全体を象徴するランドマークです。
2014年の大規模リニューアル以降、動物福祉や環境保全に配慮した最新の施設として生まれ変わり、教育プログラムや展示内容も充実しました。観光だけでなく学びの場としても高く評価されている動物園です!
- 住所
Av. Daumesnil, 75012 Paris, フランス - 営業時間
月〜金 9:30〜18:00
土・日 9:30〜19:30 - 定休日
無し - 入場料
3,900円程度
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パリの記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!


