【2025】トロントの美術館・博物館12選!〜おすすめ・人気から無料アートまで〜

カナダ最大の都市トロントは、多様性と活気に満ちたエネルギーがあふれる街です。

初めて訪れても、どこか懐かしさを感じられる不思議な安心感があり、まるで大きな懐に包み込まれるような雰囲気があります。

世界中から人々が集まり、それぞれの文化や価値観が自然に溶け合っているため、街を歩くだけで「新しい刺激」と「居心地の良さ」が同時に味わえるのが魅力です。

言葉や習慣が違っても、互いを尊重し合う空気が流れていて、旅人にも自然に笑顔が向けられます。

トロントは、きらびやかな観光地を追いかけるよりも、街そのものを楽しむ場所。

街角のカフェでコーヒーを飲みながら人々の行き交う姿を眺めたり、公園でのんびりと過ごしたりするだけで、この街らしいリズムを感じられます。

大都市らしい活気がありながらも、どこかゆったりとした時間が流れていて、自分のペースで過ごすことを許してくれるのです。

その自由さが旅を特別な体験へと変えてくれるでしょう。

自分を少し解放して、新しい一歩を踏み出すきっかけを与えてくれる街です。

多様性に触れることで視野が広がり、人々の温かさに触れることで心が柔らかくなる

旅を終えたあとには「もっと自由に生きてみたい」と思わせてくれるような、そんな力を秘めた場所。

次の旅先に迷ったときは、トロントで自分らしい時間を過ごしてみませんか。

今回の記事では、美術館・博物館に焦点を置いて、人気・おすすめの場所を12箇所紹介していこうと思います!

限りある旅行の時間を有効活用できると思うので、ぜひ参考にしてみてください。


では、まず最初に、今回の前提条件ですが、、、

  • 今回は「美術館・博物館」に焦点を置いて、12箇所紹介しています。
  • 美術館」「博物館」に分けて、分かりやすくまとめています。
  • トロント」全体を対象地域としています。

トロントに関する他の記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!

期間が短い人にはCitysightseeing Busがおすすめ

各国で非常に魅力的なサービスを提供している「Citysightseeing Bus」をご存知でしょうか?

公共インフラを利用して観光していく方が一般的だと思いますが、乗り換えの多さや、停留所が遠い、時間通りに来ないなどで、意外と多くの時間やお金を無駄遣いしていませんか。

個人的にはそんなトラブルも旅の醍醐味だと思う派なのですが、1週間も期間が無いなど、短期間での旅行の場合は話が別ですよね。

Citysightseeing Busは、15箇所の主要観光スポットのすぐ近くで止まってくれて、均一間隔で来てくれるので非常に便利です。

1〜2日で中心部はほとんど見て回れるなどメリットが大きいです。

  • 価格帯
    24時間チケット:7,500円/人程度〜
    48時間チケット:9,700円/人程度〜

▽Citysightseeing Busチケット▽

McMichael Canadian Art Collection

1952年にオンタリオ州クラインバーグの村で、RobertとSigne McMichael夫妻によって設立されました。

夫妻は、カナダの自然環境に魅了され、Tom ThomsonやGroup of Sevenの作品を中心に収集を始めました。

1965年には、これらの作品をオンタリオ州に寄贈し、州立の美術館として開館しました。

カナダ芸術の唯一の公立美術館として、約6,500点の作品を所蔵しています。

そのコレクションは、Group of SevenやTom Thomsonの作品を中心に、先住民アートや現代アートまで多岐にわたります。

特に、イヌイットやファースト・ネイションズのアーティストによる作品は、カナダの多様な文化と歴史を反映しています。

  • 住所
    Grand Hall, 10365 Islington Ave, Kleinburg, ON L0J 1C0 カナダ
  • 営業時間
    10時00分~17時00分
  • 定休日
    月曜日
  • 価格帯
    チケットは公式HPか現地のみで、2,200円/人程度となっています

Art Gallery of Ontario

1900年に設立された美術館であり、カナダ国内外の多様な美術作品を展示しています。

館内には、カナダの先住民アーティストやグループ・オブ・セブンの作品をはじめ、ヨーロッパの巨匠による絵画、現代アート、彫刻など、120,000点以上の作品が所蔵されています。

特に注目すべきは、フランク・ゲーリーによって設計された建築であり、2008年に完成した改装により、館内はより開放的でモダンな空間となっています。

また、館内にはカフェやギフトショップ、ライブラリーなどの施設もあり、訪れる人々に快適な環境を提供しています。

  • 住所
    317 Dundas St W, Toronto, ON M5T 1G4 カナダ
  • 営業時間
    10時30分~17時30分
  • 定休日
    月曜日
  • 価格帯
    チケットはTrip.comが最安値で、3,100円/人程度となっています

Toronto Railway Museum

ジョン・ストリート・ラウンドハウスにある鉄道の歴史を伝える博物館として、2010年に開設されました。

かつて蒸気機関車が整備されていた陸地に、今は保存された転車台や列車、1900年代の建築物(「Cabin D」や「Don Station」)が並び、当時の鉄道の現場をリアルに感じられます。

中では鉄道シミュレーターやミニSLの乗車体験もあるほか、ガイド付きツアーや展示を通じて鉄道と都市の発展の関わりを学べる場所です。

鉄道と技術への憧れやノスタルジーを持つ人には、心地よい知の旅を提供してくれます。

  • 住所
    255 Bremner Blvd, Toronto, ON M5V 3M9 カナダ
  • 営業時間
    12時00分~17時00分
  • 定休日
    月火
  • 価格帯
    チケットの購入は公式HPか現地のみとなっており、1,500円/人程度となっています

Fort York National Historic Site

1793年にイギリス軍の基地として設立され、1813年の「ヨークの戦い」をはじめとする歴史の生き証人として、現在も当時からの建物が残る貴重な空間です。

カナダ最大の1812年戦争関連建造物群が揃い、兵舎や砲台を巡りながら、かつての戦火と防衛の物語を体感できます。

新設されたビジターセンターでは、没入型の映像体験や貴重な遺物を展示したギャラリーがあり、戦いの前後の緊迫した歴史を五感で学ぶことができます。

入場は無料で、夏期には19世紀の軍隊隊列と銃演奏の再現「Fort York Guard」が行われ、まるでその場に時代が蘇ったような気持ちになります。

  • 住所
    250 Fort York Blvd, Toronto, ON M5V 3K9 カナダ
  • 営業時間
    11時00分~17時00分
  • 定休日
    月火
  • 価格帯
    入場料無料

Arcadia Earth Toronto

2023年からダウンタウンの「The Well」に常設された、アートとテクノロジーが融合した没入型の環境展示施設です。

ARやVR、プロジェクションマッピングなどを駆使した10以上のテーマルームを通じて、海洋汚染や森林破壊といった現代の環境問題を鮮やかに可視化。

なかでも「Your Actions Matter」では、水道の蛇口からプラスチックごみが流れるような仕掛けがあり、環境への意識の変化を促す演出として高く評価されています。

訪問後には自分が習慣として変えられる“地球への誓い”をする参加型の体験も用意され、ただ観るだけで終わらない、行動を促す展覧です。

全体として約1時間程度で巡ることができ、アクセスもしやすく、家族連れや感性に響く体験を求める人におすすめです。

  • 住所
    486 Front St W building C, Toronto, ON M5V 0V2 カナダ
  • 営業時間
    13時00分~19時00分
  • 定休日
    月火
  • 価格帯
    チケットは公式HPが最安値で、4,200円/人程度となっています

Spadina Museum

1866年に建築された豪邸を舞台に、1900年代初頭から1930年代にかけてのトロントを、オースティン家の視点を通じて体感できるタイムカプセルのような場所です。

厳選された家具や装飾、美しい庭園をめぐりながら、第一次世界大戦、世界恐慌、女性参政権の獲得、禁酒法といった社会の変容を、この家族の物語とともに“目で見て感じる”体験ができます。

無償で案内付きツアーを受けられるうえ、春にはチューリップが咲き誇る庭園、夏には“Roaring 20’s Garden Party”といった特別イベントも開催され、歴史と趣向を同時に楽しむことができます。

  • 住所
    285 Spadina Rd, Toronto, ON M5R 2V5 カナダ
  • 営業時間
    11時00分~17時00分
  • 定休日
    月火
  • 価格帯
    入場料無料

Museum of Illusions Toronto

視覚と感覚を刺激するインタラクティブな体験型ミュージアムです。

世界中に展開する「Museum of Illusions」ブランドの一環として、トロントのこの施設も多くの来館者を魅了しています。

館内には、80以上の錯視展示があり、視覚的なトリックや錯覚を体験できます。

「Vortex Tunnel」や「Anti-Gravity Room」など、重力を無視したような体験ができる部屋もあり、訪れる人々を驚かせています。

家族連れや友人同士、カップルなど、幅広い層に人気があります。

展示は写真撮影が可能で、SNS映えするスポットも多く、思い出の一枚を撮るのに最適な場所です。

  • 住所
    132 Front St E, Toronto, ON M5A 1E2 カナダ
  • 営業時間
    10時00分~20時00分
  • 定休日
    無し
  • 価格帯
    チケットは公式HPが最安値で、3,700円/人程度となっています

The Village at Black Creek

19世紀のオンタリオ州の生活を再現した屋外博物館です。

1960年に開館し、Toronto and Region Conservation Authorityによって運営されています。

この村では、40以上の歴史的な建物が保存されており、当時の生活様式を体験できます。

衣装を着たスタッフが当時の職業や生活を再現し、訪問者にインタラクティブな体験を提供しています。

また、19世紀の植物や動物、農業技術なども紹介されており、教育的な要素も豊富です。

特に家族連れや学校の遠足に人気があり、子どもたちが歴史を学ぶ場としても利用されています。

  • 住所
    1000 Murray Ross Pkwy, Toronto, ON M3J 2P3 カナダ
  • 営業時間
    11時00分~16時00分
  • 定休日
    月火
  • 価格帯
    チケットは公式HPか現地のみで、2,200円/人程度となっています

Casa Loma

1911年から1914年にかけて、カナダの実業家サー・ヘンリー・ペラットによって建設されました。

その名はスペイン語で「丘の家」を意味し、トロントの高台に位置しています。

建築家E.J.レノックスによるゴシック・リヴァイヴァル様式のデザインが特徴で、城のような外観が訪れる人々を魅了します。

館内には98室の部屋があり、豪華な内装や美しい庭園が広がっています。

特に注目すべきは、当時としては革新的だった全身シャワーを備えたバスルームや、スコットランドから取り寄せた大理石の階段などです。

また、第二次世界大戦中には、カナダの軍事情報機関が秘密の作戦を行っていた場所としても知られています。

  • 住所
    1 Austin Terrace, Toronto, ON M5R 1X8 カナダ
  • 営業時間
    9時30分~17時00分
  • 定休日
    無し
  • 価格帯
    チケットはGetYourGuideが最安値で、4,300円/人程度となっています

Bata Shoe Museum

1995年にオンタリオ州トロントのブロア・ストリートに開館されました。

設立者であるソニア・バタは、世界中を旅する中で集めた靴のコレクションをもとに、この博物館を設立しました。

現在では、世界最大規模の靴のコレクションを有し、4,500年以上にわたる靴の歴史を展示しています。

館内には、古代エジプトのサンダルや中国の足を縛る靴、現代のハイヒールなど、さまざまな時代や文化の靴が展示されています。

また、靴を通じて人類の歴史や文化、社会的背景を学ぶことができる展示が充実しています。

建物自体も注目に値します。建築家レイモンド・モリヤマによるデコンストラクティヴィズム様式のデザインで、外観は靴箱の蓋が少しずれているような形状をしています。

このユニークなデザインは、訪れる人々の興味を引きます。

  • 住所
    327 Bloor St W, Toronto, ON M5S 1W7 カナダ
  • 営業時間
    10時00分~17時00分
  • 定休日
    無し
  • 価格帯
    チケットはkkdayが最安値で、1,700円/人程度となっています

Royal Ontario Museum

1914年に開館したカナダ最大の博物館であり、世界の文化と自然史をテーマにした展示を行っています。

館内には、恐竜の化石、古代文明の遺物、世界各地の民族文化に関する展示など、多岐にわたるコレクションがあります。

特に注目すべきは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のバージェス頁岩層から発見された世界最大の化石コレクションであり、150,000点以上の標本が展示されています。

また、2007年に完成した「マイケル・リー・チン・クリスタル(Michael Lee-Chin Crystal)」という現代的な建築が、博物館の外観を一新しています。

  • 住所
    100 Queens Park, Toronto, ON M5S 2C6 カナダ
  • 営業時間
    10時00分~17時30分
  • 定休日
    月曜日
  • 価格帯
    チケットはTrip.comが最安値で、2,800円/人程度となっています

Hockey Hall of Fame

ダウンタウン、ヨンジュ通りとフロント通りの交差点に位置する「ホッケー・殿堂」は、アイスホッケーの歴史と文化を深く知ることができる施設です。

1943年にキングストンで設立され、1958年にトロントに移転しました。

現在は、ブロークフィールド・プレイス内の歴史的なボード・オブ・モントリオール銀行の建物に収められています。

館内には、スタンレーカップや選手のユニフォーム、ゴーリーのマスクなどの貴重な展示が多数あります。

特に「エソ・グレート・ホール」では、殿堂入りした選手たちの肖像や功績が紹介されており、アイスホッケーの歴史を感じることができます。

  • 住所
    30 Yonge St, Toronto, ON M5E 1X8 カナダ
  • 営業時間
    10時00分~17時00分
  • 定休日
    無し
  • 価格帯
    チケットはGetYourGuideが最安値で、2,700円/人程度となっています

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この記事を書いた人 – Writer –
YUKI

\ ロンドン住みながら海外情報を発信中 /
✈︎ 45ヶ国・90都市に旅行
✈︎ 5ヶ国に居住経験
✈︎ 川崎出身

〜ロンドンでは〜
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▷30歳以下限定「London JPC」代表
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