さて今回は台北旅行のモデルプランを考えていきたいと思います。
1回の渡航でなるべく多くの場所に訪れて、なるべく楽しんでもらい、良い思い出として日本に持ち帰れるように考えておりますので、参考にしてもらえたらと思います。
では、まず最初に、今回の前提条件ですが、、、
- 「2泊3日間」を想定
日本からも3時間のフライトで行くことができ、価格も安い旅行先なので、短期での旅を想定しています。 - なるべくコスパが良くなるようにこだわっています。
かなり安価な国ですが、そんな中でも移動費や食事の店選びなど、コスパ面は気にしながら考えています。 - 高速鉄道(THSR)をモデルに考えています。
- ホテルは台北中心部を想定しています。
台南の他の記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!
まずはこちらをチェック
台北・台南への移動は高速鉄道(THSR)がお得


台湾高速鉄道で、台北から高雄(台南)まではたった1時間半で行けるって知ってましたか?
時間もお金も最小限に複数都市を見るには高速鉄道(THSR)が圧倒的におすすめです。
2人以上での旅行であれば、台北↔︎台中で片道1,400円程度で移動できるので、日本の一般的な電車と比べても安く超買い得です!
- 価格帯
台北↔︎台中:片道1,400円/人程度〜
台北↔︎台南:片道2,700円/人程度〜
台中↔︎台南:片道1,400円/人程度〜
▽高速鉄道(THSR)チケット▽
MRT(電車)はフリーパス購入がお得


台湾の交通機関であるMRTは日本のSUICAのようにICカードで乗車することも可能ですが、1週間以下の短期旅行の場合などは乗り放題チケットを購入してしまう方がお得なことが多いです。
小さな街であれば乗る度に支払うこと(徒歩移動を積極的に組み込む)もいいと思いますが、MRT利用をして効率的に観光する方が個人的におすすめです。
そんな環境下では乗り放題チケットの方が、費用的にもお得ですし、チケット購入などの時間を短縮できたり、英語や台湾語で苦労することもないので、私はいつも利用するようにしています。
- 料金
1日券 578円
2日券 1,206円
▽MRTフリーパス▽
遠方観光はスクーターレンタルが圧倒的にお得


台中は中心部に観光スポットやレストランがキュッと集結しているのが街の特徴ですが、地図で見るよりも意外と距離があるのが特徴です。
電車での移動ももちろん楽ですが、少し遠方まで行きたい日にはスクーターレンタルをするのも一つの手です。
ただ、台湾は全体的に日本よりもスクーター文化が発展しているので、事故だけは注意が必要です。
運転が怖い方や、中心部を1日などの超短期で見て回りたい方は、電動自転車のオプションもあるので検討してみてください。
- 価格帯
24時間:1,700円/台〜
▽スクーターレンタル▽
100円以下の高雄市内ウォーキングツアーに参加しよう


高雄には100円以下で2.5時間のウォーキングツアーがいくつかあります。
英語のみになるので日本語しか難しい人は利用できないものの、英語が少しでもわかる場合には、有意義な時間を過ごせると思います。
台湾の主要スポットを訪れながら、歴史や食文化など、ローカルならではの情報を教えてくれるので、その後の旅行では見え方が変わってくるはずです。
無料と言っても過言ではないくらい安いので、気軽に参加してみましょう!
- 料金
平均50円程度
▽ウォーキングツアー▽
空港移動はシャトルバス


空港から中心部への移動は各種公共交通機関でも可能ですが、特に初めて旅行に行く方や子供連れの方にとってはストレスが多いと思います。
事前に入念な下調べや為替レートの悪い空港での両替が必要になったり、時間を取られて効率が悪かったりとデメリットが多いです。
私が高雄に旅行に行く際には、シャトルバスを利用することで、ストレスやデメリット無く移動しています。
- 価格帯
片道1,500円程度
▽シャトルバスチケット▽
台南2泊3日モデルプラン
1日目
14:00 高雄駅到着
↓
14:30 美麗島駅 光の穹頂を観光
高雄捷運・紅線と橙線の接続駅で、駅構内にある「光の穹頂」(英名:Dome of Light)はアジア最大級のガラスモザイクアートです。直径約30m、面積約660平方メートルに及ぶ鮮やかなステンドグラスは、光、生命、再生のテーマが描かれ、世界でも高く評価されています。光に照らされるとガラスがキラキラ輝き、降り立つ人の気分を明るく包み込みます。駅は単なる交通ターミナルを超えて、都市アートとしての価値を持ち、地元住民や観光客が足をとめて見入る名所となっています。地下空間で自然光と交わるアート体験は、まるで美術館のような非日常感を提供し、高雄市の文化的魅力を象徴しています。
15:00 出発
↓
15:30 ホテルチェックイン
16:00 出発
↓
16:30 台湾ファッションを散策
【店舗リスト】
①MAJOR MADE 台南旗艦店


台南市内で人気のあるセレクトショップで、若者を中心に支持されています。トレンドを押さえたファッションアイテムが豊富に揃い、カジュアルからストリート系まで幅広いスタイルをカバーしています。店内はモダンで洗練されたデザインが施されており、商品のディスプレイも工夫されているため、ショッピングが楽しくなります。スタッフの対応も親切で、コーディネートの相談にも乗ってもらえます。台南で最新のファッションをチェックしたい方におすすめのショップです。
②NiL Tainan
西区万昌街96号に位置する、ストリートファッションとスポーツウェアを融合させたセレクトショップです。店内はシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴で、国内外の人気ブランドのアイテムが揃っています。特に、FOG EssentialsやHarshandcruelなど、注目のブランドの最新アイテムが手に入るため、ファッションに敏感な人々にとっては必見のスポットです。オンラインショップも運営しており、店舗での購入が難しい場合でも、公式ウェブサイトから購入することができます。
③新装裏百貨行
古着リメイクとセカンドハンド服の専門店です。2009年の創業以来、ヴィンテージ服の修復とリメイクを丁寧に行うことで知られ、独特の個性と温かみのあるスタイルを提供しています。店舗は二層構造で、一階は服飾を中心に並べられ、二階には古い眼鏡やセレクトされた書籍などもあり、探検するような楽しみがあります。内装は古着店らしい素朴で親しみやすい雰囲気ですが、服の細部にまで配慮された丁寧な仕立てと配置が印象的です。InstagramやFacebookでも自作リメイク服の写真を多数投稿しており、古着を再生するその過程や仕上がりに誇りを感じられます。ファッションへのこだわりが強く、注文に応じて服を改造したり、西装のポケットを残したまま異なるスタイルに再構成するなど、創造的な提案をされています。
18:30 出発
↓
19:00 家樂福でばらまき土産購入
高雄市前鎮区の中華五路に位置する大型の量販店です。周辺には高雄捷運R7獅甲駅や軽軌ソフトウェア園区駅があり、公共交通機関でのアクセスも便利です。店内は広々としており、食品、日用品、家電製品など多岐にわたる商品が取り揃えられています。特に1階にはファッションアイテムやアクセサリーを扱うセクションがあり、地元の人々や観光客にも人気です。定期的にセールやキャンペーンが開催されており、シューズや衣類、バッグなどが割引価格で提供されています。さらに、特定の条件を満たすと追加の割引も適用されるため、賢くお買い物を楽しむことができます。
20:00 出発
↓
21:00 Lao Er Tui Gu fanでディナー
高雄市苓雅区に位置する台湾料理店で、特に豚足飯が名物です。店内は家庭的な雰囲気で、地元の人々に愛され続けている老舗の味を楽しむことができます。豚足は柔らかく煮込まれており、ご飯との相性が抜群です。また、サイドメニューとして、滷味や小菜も豊富に取り揃えられており、台湾の家庭料理を堪能することができます。店員の対応も親切で、温かみのあるサービスが特徴です。
22:00 出発
↓
22:30 ホテル帰宅
2日目
09:30 出発
↓
10:00 高雄燈塔を観光
高雄港近くにある歴史的な灯台で、地域の海上交通を長く支えてきました。赤と白の縞模様が印象的で、港のシンボルとして市民から親しまれています。灯台周辺は散策スポットとしても人気で、港の景色や遠くに見える海を一望できる絶好の場所です。歴史的には灯台の役割が重要で、船舶の安全航行を助けるだけでなく、港の発展にも寄与してきました。現在は観光名所として整備されており、歴史的背景を感じながら海の風景を楽しめるスポットです。
11:00 出発
↓
11:30 駁二芸術特区を散策
高雄港の旧倉庫群を再生して2006年以降に整備された文化創造拠点で、展覧会、音楽イベント、デザインマーケットなどが年間を通じて開催され、多様な文化が交差する創造空間として人気です。インダストリアルな赤レンガの倉庫と海と軽軌路線が織りなす港の風景は、歩くだけで写真映えし、訪れる人々に開放的で自由なアート体験を提供します。また、駁二塔(展望塔)からは高雄港や85大樓を望む絶景を楽しめ、夕暮れ時には特に多くの人が訪れます。地域の歴史的遺産を生かしつつ、現代アートや国際文化交流を織り交ぜたこの空間は、高雄の港湾都市としての魅力を新たに表現する場として、地元民だけでなく世界からの観光客を引き寄せています。
12:30 出発
↓
13:00 港園牛肉麵でランチ
評判の牛肉麺専門店で、こだわりのスープと柔らかい牛肉が特徴です。スープはじっくりと時間をかけて煮込まれた牛骨ベースで、旨みが凝縮されている一方で、しつこさはなく、深いコクが楽しめます。麺はコシのある太麺が使われており、スープとの相性も抜群です。店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター席やテーブル席があり、ビジネスマンや家族連れにも利用されやすい空間です。トッピングには大きく切られた牛肉や青菜が添えられ、ボリュームも十分。食べ応えのある一杯を求める方にぴったりです。
14:00 出発
↓
14:30 左脚右脚経典泡脚会館でマッサージ体験


台湾はあまり知られていませんが、特に中国式のマッサージが発展しています。なおかつ東南アジアなどと比べても遜色ないほどの低コスパなのが台中です。台北では結構金額が高くなることも多いですが、台中はよりローカルに近く、金額もお手頃です。いくつかおすすめのマッサージ・スパを紹介しようと思います。
▽左脚右脚経典泡脚会館 フットマッサージ▽
16:00 出発
↓
16:30 高雄三鳳宮を観光
1673年、清康熙年間に「三鳳亭」として創建された台湾南部屈指の古刹で、主祭神は中壇元帥・哪吒太子です。1971年に河北二路に移転し、北方宮殿風の荘厳な三層楼の本殿に、台湾の著名画家潘麗水による彩色門神が設えられています。特に毎年農暦9月9日の哪吒誕辰では、太子爺行列や演芸が賑やかに行われ、信仰の力強さと地域の文化結束を感じさせます。信仰目的のみならず、精巧な彫刻と華麗な装飾を通じて伝統建築美を鑑賞することもでき、高雄の宗教文化を象徴する名所です。
17:30 出発
↓
18:30 鳳山青年夜市を観光&ディナー


高雄市鳳山区の中崙一路に位置する夜市で、地元で非常に人気のあるスポットです。もともとは青年路沿いにあったことから「青年夜市」と呼ばれていましたが、規模の拡大に伴い、現在の場所に移転しました。2021年に現在の場所に移転し、より多くの人々に親しまれています。夜市内には、蒙古烤肉(モンゴル風バーベキュー)、凍圓(台湾風アイス団子)、豆乳雞(豆乳チキン)、滷味(煮込み料理)など、バラエティ豊かな屋台料理が並びます。また、衣料品や雑貨、3C製品などの販売店も多く、ショッピングも楽しめます。さらに、懐かしのゲームコーナーもあり、射的や輪投げなど、昔ながらの遊びを楽しむことができます。
21:00 出発
↓
22:00 ホテル帰宅&準備・パッキング
00:00 出発
↓
00:30 Brickyard 紅甎地窖で夜遊び
伝統的なKTV施設から華やかなナイトクラブへと転身を遂げる人気のエンターテインメントスポットです。広々とした空間に最新の照明や音響設備が整っており、ダンスフロアやVIPルームなど多彩なエリアを持つため、パーティーやイベントに最適です。スタッフのサービスも行き届いており、地元の若者や観光客に支持されています。飲み物の種類も豊富で、カクテルやウイスキー、ビールなどが揃い、音楽と共に夜を盛り上げる空間となっています。高雄の夜遊びシーンを満喫したい方におすすめのスポットです。
03:00 出発
↓
03:30 ホテル帰宅
3日目
11:00 ホテルチェックアウト&出発
↓
11:30 Hou De Fu Soup Dumplings and Noodlesでランチ
台湾の伝統的な小籠包と麺料理を提供するカジュアルなレストランです。店内は清潔感があり、家庭的な雰囲気が漂っています。特に、平日のランチタイムには混雑が予想されるため、事前の予約や早めの訪問をおすすめします。小籠包をはじめ、ワンタン、酸辣湯、炒飯など、台湾の定番料理が楽しめます。特に、小籠包はジューシーで風味豊かで、人気があります。また、ドリンクバーが無制限で提供されており、食事中の飲み物を気にせずに楽しむことができます。
12:30 出発
↓
13:00 高速鉄道(THSR)で台北に移動
台南の他の記事は、以下でまとめています。
参考にしてみて下さい!